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失業率について英語で話してみよう - 英語の見出しから広がる話

今回はアメリカの失業についてのニュースから「失業率」についてどう英語で説明するかついて話題を広げていきたいと思います。私の勤める会社には海外のグループ会社、本社からの訪問が年に数回ありますが、会話をしている中でよく「日本の失業率」について質問があります。アメリカでで働いているときは結構レイオフのような雇用調整はよくありましたので、この話題に敏感かもしれませんね。また、会話のネタとしてある程度は世界共通の指標は押さえておいたほうがいいいかもしれません。アメリカや日本で話題になっている失業率の影響については知見のある方にお任せするとして、今回は今回は失業率についての簡単な概要とシンプルな英語でどう説明するかを紹介したいと思います。

では今回の記事の参考となったNewsweekの記事の見出しをみてましょう。

Unemployment Rate Would Have Been 3 Percent Higher in May If Furloughed Were Included

www.newsweek.com 2020.06.20

この見出しを理解するポイント

非常によく使われる ”would have been ~, if A were~” 構文、仮定法過去完了ですね。過去に終ってしまったことを表現する構文でこの場合は「もしAが~だったなら、~だったろう」です。直訳では「もし一時解雇者が含まれていれば失業率は3%増加していただろう」です。これは主語や動詞を置き換えると他の状況でも簡単につかえますね。例えば “The sales would have been better if the new product had been released.” など。この場合は倒置されていますので、Ifを先に持ってきても大丈夫です。

単語は ”Furloughed” は今まで聞いたことがない単語ですが、「休暇」という意味のようです。発音も真似できないレベルの単語ですが、見慣れない単語なので意外に覚えれそうです。

次のパラグラフをみるとこれらの “Furloughed worker” が「一時的解雇による失業状態」に仕分けられるはずが、「雇用されているが一時待機状態」に誤って仕訳けられたようです。

However, according to the BLS, furloughed workers should be classified as "unemployed on temporary layoff." A number of these workers were instead mistakenly classified as "employed but not at work."

失業率基礎知識について

では次には失業率を話題として英語で取り上げれるようにアメリカと日本の失業統計についてある程度整理しました。

まず基本的な失業率の認識ですが、一般的会話レベルではあまり細かいことは気にせずに、基本的定義を説明できればいいと思います。アメリカと日本は統計の方法はほぼ同じと解釈していいと思います。ただ、日本とアメリカの失業の定義については参考として確認しておきましょう。超ざっくりでは計算方法もほぼ同じで基本「失業者」/「労働人口」(Labor Force)で理解していいと思います。

日本の場合

総務省統計局 https://www.stat.go.jp/data/roudou/definit.html

完全失業者 : 次の3つの条件を満たす者

仕事がなくて調査週間中に少しも仕事をしなかった(就業者ではない。)。

仕事があればすぐ就くことができる。

完全失業率 : 「労働力人口」に占める「完全失業者」の割合

アメリカ合衆国の場合

U.S. Bureau of Statistics https://www.bls.gov/cps/cps_htgm.htm

Who is counted as unemployed?

People are classified as unemployed if they do not have a job, have actively looked for work in the prior 4 weeks, and are currently available for work. Actively looking for work may consist of any of the following activities: 

次に失業という言葉の英語での定義です。Layoff「解雇」は会社都合での解雇で、一時的という場合が多いようです。”Fire” も「解雇」ですが、これは問題のある従業員を解雇する場合に使われます。雇われる側から見ると受身形で “Laid off”「解雇された」、”Fired”「首になった」となります。”Terminated”「解雇(契約解除)された」という言い方もありますね。怖いですね。

英語で失業について会話する

では最後に海外から来た人に説明する状況を考えてみましょう。何でもそうですが、会話もシンプルなほうが長続きします。この内容はあくまでサンプルですが、日本の失業率が低いのはそう簡単には解雇できないとう法的縛りもありますが、「仕事を探す必要のある人が少ない、介護なので仕事を探す活動ができていない」などいろいろ他にも喜べない理由もあると思います。このあたりを説明してしまうと迷路に入ることは確実なので最初はシンプルに伝えるしかないですね。

 

日本の失業率はどのくらいですか?
今約2.5%ぐらいですね
非常に低いです
はい。日本で従業員を解雇するのは非常に難しいですね
アメリカではどうですか?

What is the unemployment rate in Japan?

About 2.5% now.

It's very low.

Yes. It’s very difficult to terminate an employee in Japan.

How about in the US?

 

いかがでしたでしょうか。ほぼ知っている単語と構文で伝えれると思います。このような単純な英語バージョンならもう少し話う続けることができそうですね。また、パーセントも大事ですが、実際の人数を押さえておくと知識としても定着しやすいと思います。この場合2020年4月の完全失業者数は190万人ぐらいなので、英語では1.9 millionですね。文にすると ”1.9 million people are unemployed” となります。私の友人で指標データをいろいろ知っている人がいましたが、それだけで話ていても面白いですし、頭もよく見えますね。こういう経済的な話題はそれほど嫌がる人もいないと思いますので、話題として英語で話せるようになっておくといいと思います。基本的な指標について定義や表現の仕方を抑えておくことはグローバルパーソンとして大事ですね。

 

以上、「失業率について英語で話してみよう」でした。この危機をロコグローバルマインドで乗り越えましょう!