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あなたの時給は? 自分の価値の判断材料として

皆さんはご自分の時給を計算ことはありますでしょうか。アルバイトの時と違って社員になると給料の額面は結構気になりますが、 自分の時給について考える機会はあまりないと思います。人間は絶えず機会の最大化を狙いますので、少しでも効率よく稼ぎたいというのは誰しもあると思います。しかし、こと労働に対しては時間当たりの単価が下がっても無頓着な場合が多いですね。残業がでない場合、働けば働くほど実際の給料は下がります。特に管理職で残業がつかない場合は計算すると部下より低いという方もいると思います笑。会社や自分の利益のためにアウトプットがきちんとできているかは「仕事の質」や「仕事の効率」で計られますが、そこに費やす時間を判断基準としていれると、自分の(仕事の)価値をもう少し理解しやすくなると思います。私自身も含めて、一度自分の「時給からみた自分の価値」を考えていきたいと思います。

時給を計算する目的 他人との比較でなく過去、将来の自分との比較

今回の「時給を計算する」ということを通して、時給が高い、低いということに一喜一憂するのではなく、自分の時給を確認することで自分の働き方が正しいのかどうかの判断ができるからです。管理職で残業がつかず、残業の多い方は時給は低くなるでしょう。非管理職で残業を多くされている方は時給は結構高くなると思います。しかしながらどちらも本質として仕事のやり方、効率という面ではうまく管理ができていないという気はします。 特に非管理職で残業が付く場合、金銭的モチベーションによりどうしても長時間残業が発生する傾向があると思います。面白いことに私のささやかな経験ではアメリカでは非管理職は定時後にはほぼいなくなり、管理職が残っていることが多かったのですが、日本では逆のシーンがよく見られます。昔よくあった「上司が残業で帰らないので自分も帰れない」というようなことは今はあまりないような気がします。ただ、残業が付く方は結構まじめに、しかも悪気もなく残業している傾向があると考えます。皆さんの会社ではいかがでしょうか。

残業の計算方法とデータの使い方

年間の給与所得(残業含む)を単純に会社の稼働日で割れはいいですね。その場合は有給もきちんと差し引いておくとより現実に近い時給がでます。実際の稼働日がでてたら、それを残業を含めたおおよその1日の労働平均時間にかければ総労働時間が出ます。この総労働時間で年間の給与所得を割ればいいですね。お昼休憩を毎日30分しか取っていない人はそのあたりも反映しましょう(残りの30分を労働時間として追加する)。さて、いかがでしたでしょうか?意外に高い方もいたかもしれません。低くてびっくりした方もいるかもしれません。巷では平均が2,500円くらい、5,000円以上はかなり高めという感じですね。いろいろな計算方法があるので一概には言えませんが、ある程度の標準として覚えておくと判断材料になりますね。また職種による時給の違いですが、おそらく高めになるのが残業の付くギリギリのクラス(例えば主任や高度専門職)で、低めになるのは残業のにつかないエントリーレベル管理職か、サービス残業のある非管理職の方と思います。自分の職種も踏まえて、過去数年の時給の推移などもグラフ化してみると面白いかもしれません。結果として責任だけが増えて時給は同じということもあります。 

自分の時給に向き合う 

パターン1:時給の高い方 非管理職&残業たくさん

残業がたくさんついて時給が一見高くても、それが正しい働き方とは限りませんね。 一昔前は残業を含めた年収で上手く人生設計とか収入プランが立てられました。なのでボーナス払いというようなオプションもあったと思います。現在は残業廃止という実例もいたるところで耳にし、今後その傾向は強まると思いますが、ボーナス払いという恐ろしいプランはまだいろんな場面で手をこまねいています。残業を当てにしている方は収入のプラン、つまり自分の収入ポートフォリオを見直さないとまずいことになる可能性がありますね。次のようなパターンがよくあると思われます。「残業がなければ仕事が収入が十分にもらえない⇒ 残業を厭わない⇒効率化をないがしろにする ⇒仕事を引き受けすぎて自分の生活に支障をきたす、またはチームの仕事のバランスを崩してしまう(XXさんまた仕事引き受けちゃったよー、バックアップは僕たちがやるんだよね)」。特に真面目な方はこれを無意識的に、または会社のためにと思ってこのパターンに陥るケースも多いと思います。 

パターン2:時給の低い方 管理職&残業たくさん

マネージャーとして名前がついてしまった以上、を成果を求められるので成果で判断されるということは致し方がないと思います。 よって時給が低いということは効率が悪いか成果を出し切れていないということになってしまいます。または部下がやってるので帰れないとか、マネージャーが早く帰るのは気まずいという感覚の人も意外に多いと思います。外資系は特にプレイングマネージャーが多く、実務もやりながらマネジメントをする「会社にとっていいとこどり」なポジションも多く、このような方がここに当てはまると思います。また内資でもそれほど権限も無く、部下もいないが管理職待遇で残業がつかないというようなケースもよく目にしますね。 なかなか厳しいですが、この場合はやはりマネージャーになる時に給与をきちんと交渉しておくか、働き方を変えるしかないですね。いいように使われてキャリアアップができない会社でいやいやながら働いているのであれば、残念ながら早々に転職を検討した方がいいかもしれません。

まとめ 評価は時間以外でアピール

時給を計算した結果は様々と思いますが、まず判断基準としては時給の高い低いかかわらず、仕事自体が面白い場合は、そこでできるだけいろいろな経験やスキルを吸収するということでいいと思います。次につながる仕事の場合もそうですね。 

ちょっと違うパターンで、そこそこ給料もよく、定時に帰りの方々はそのまま逃げ切れるなら逃げ切ってもいいと思います。仕事以外の時間をさらにスキルアップに使うなどすると完璧ですね。

時給が低いと感じる方はやはり仕事のやり方を変え、サービス残業を減らすなどのアクションをとる必要があります。有休(半休も含め)を多めにとるのもおすすめです。また、通勤時間は実労働に入りませんが、徐々に市民権を得ている在宅勤務で通勤時間を減らすのも間接的に時給を上げることになります。

基本的には管理職、非管理職にかかわらず成果をきちんと出していれば、コミュニケーションなど他の要因によほど悪い部分がない限り評価に影響することはないと思います。私は大学を卒業して一番最初には団体職員として働きましたが上司に言われた言葉が今でも耳に残っています「おい、XX、 どれだけ早く来てどれだけ遅く帰るかが勝負だ」と言われて結構ショックを受けた覚えがあります。このような価値観は基本的には崩壊していると信じていますが、長年に渡る土壌汚染と同じでまだ完全には無害化はされていないと思います、もし転職する自信が今の時点ではなければ、会社の文化やパワーバランスをみながらうまく残業を減らす方法を模索することが得策でしょうね。

番外編 時間を作る

先日会社の同僚の共働きの方(男性)と話していて、家に帰ってからも家事が交代制なので大変と言う話を聞きました。特にお皿を洗うのが大変ということでした。解決策は食洗器ですね。今は食洗器が備え付けられているとこも多いと思いますが、共働きにかかわらず、何が何でも食洗機は入れた方がいいと思います!

 

以上、「あなたの時給は?自分の価値の判断材料として」でした。