グローバル人材を目指す英語と思考のブログ

“ふつうの人”とグローバルをつなぐ英語と思考

実践版!リベラルアーツの活かし方 役立つスキルへの展開

こんにちは。前回の記事「学問と実践をつなぐリベラルアーツ」でリベラルアーツとそのリテラシー(Literacy:理解・解釈・利用できる能力)を高める重要性について発信しました。リベラルアーツは思考停止に陥らないための重要な学問・教養であり 、経験、実践で活かすことで身につくと思います。

前回の記事では自分にあったカスタマイズリベラルアーツとして政治、経済、ファイナンス、哲学、修辞学、科学、IT、文学、音楽の9つの分野を選びましたが、今回はこれらの分野とスキルとの関係について、もう少し具体的に考え、活用方法を見出していきたいと思います。

リベラルアーツとスキルの立ち位置

リベラルアーツとは 人生・ビジネス等に役に立つ学問・教養、スキルは人生に役立つ能力・技能ですね。ただ、リベラルアーツをいくら学んでもスキルが習得できるわけでもないですし、スキルを一生懸命習得してもその分野を理解したことにはならないと思います。

なぜならリベラルアーツとスキルの立ち位置が違うからですね。イメージとしてはリベラルアーツは大地であり、スキルはそこから育つ木のようなものですね。成果物として果実がなるということになります。

前回の記事でもリベラルアーツの実践への落とし込みについて簡単な例を挙げましたが、今回はもう少し詳しく、すぐに始めれるような例を考えていきたいと思います。

リベラルアーツのスキルへの展開

各リベラルアーツのすべての分野からスキルが育つとは限りません。やはりその人の立場や目的に合った学び方、スキルの見つけ方が必要になってきますね。

リベラルアーツへの基本的なアプローチとしては「思考のベースとして役立つ分野」、「更にそこからスキルに落とし込める分野」の二つにで考えるといいと思います。

では私の例ですと、スキルとして落とし込める分野はファイナンス、哲学 、修辞学、 ITと思われるため、これらのリベラルアーツをスキルに展開することになります。

ファイナンスのスキル

前回の記事ではファイナンスでは決算書の例を出しましたが、決算書を読み解く解説本は非常に多く出ていますが、十分な理解を得ることはなかなか難しいですね。もっと単純に BS や BL がどういった事情を説明しているかを考えることから始めていいかもしれません。

ファイナンス部門の人と話す時に基本的な会計用語を使うとプロな気分になれます。あまり専門用語を理解していなくても使うことで勉強せざるを得なくなるので、形から入るとも良い方法かもしれません(笑)。

その他では部署に関わらず重要なスキルとしては経常利益等の基本的理解がありますね。

更に利益という点ではABCコスティング(Activity base costing)は非常に大事なスキルであると思います。これは製品が顧客に届くまでの総コストを売値から引いたもので、実際に製品ごとにどれぐらいの費用がかかり、どれくらい利益が残るかを計算するものです。主力製品だが売れば売るほど利益が下がっていくような製品を特定する場合に非常に大事です。

作成には時間がかかりますが、計算は単純ですし、製品群の利益分析には有効なので一度行ってみることをお勧めします。やり方については Google してみてください。私もABCコスティングをプロジェクトでやりますが、結構ショッキングな結果になることもあります。

哲学・修辞学のスキル

哲学・修辞学(いわゆる演説、説得のスキル)はいずれにしても人間の行動から相手の思考を理解したり、自分の思考を伝えたり、相手の考えを引き出すことを目的とした学問ですね。ここから発生するスキルはコーチング、リスニング、マインドセット 、交渉術、ビジョン思考、デザイン思考 など重要なものが多くあります。

これらの分野は非常に多くの本が出ています。このブログの過去記事でもいくつかのスキルに関して紹介していますので参考にしてみてください。

 

コーチング、リスニング 

beglobalperson.hatenablog.com

 

マインドセット

beglobalperson.hatenablog.com

 

交渉術

beglobalperson.hatenablog.com

ITのスキル

IT分野は見方によってちょっと微妙なんですけども、専門を目指さなければ、習得すべきツールと言えば Excel、Word、 PowerPointやその他一般なアプリケーションを使いこなすスキルで十分かと思います。

エクセルでもパレート図や分布図など作ったり、関数など使っていろいろな計算が出来ますね。後はそのデータを読み解く力が必要になります。

分析という点でお勧めはQC 七つ道具を基本的スキルとして身につけておくといいと思います。

次に最近巷で人気のプログラミングスキルですが、 これはちょっと誤解を招きがちなトレンドですね。私はこのスキルはプログラミングが得意でスタートアップビジネスを狙いたいという方向けのスキルと思います。

堀江貴文さんや株式会社LimのCEO 竹花貴騎さんが良い例ですが、プログラミンでいいツールを作り、それがみんなに受け、そこから大きなビジネスに展開していく流れです。この大きなトレンドとして、プログラミングが出てくるのでしょうね 。そういうスキルを持っている人は一攫千金のチャンスがありますが、万人向けではないですね。

ただ、そうでない人もアイデアはあると思いますので、それを外注して一発当てるという考えもありますね。この場合でもプログラミングに詳しくなる必要はないと思います。プログラミングを中途半端に知ってしまうとアイディアに対して思考の制限がかかってしまうと思われます。

まとめ 役立つリベラルアーツを身近に

リベラルアーツが大事と言われると、知識を身につけなければ!という方向で知識の習得に走りがちですが、やはり学問として経験し、同時に実践的スキルを活用して身につけていくのが一番最適だと思います。

学問としての経験というと大げさですが、選挙に行く、ブログを始める、人々の行動を観察することなどを通してその学問が身近に感じられますし、自然にそういった情報に注意が行くようになります。

またスキルについては実践で使うための基本的なアプローチをテンプレートとして持っておくといいと思います。後は実践をすることでテンプレートを改善しながら自分流のスキルが磨かれていくと思います。

私も実践できていない部分もありますが、このように学習、実践していくことで、実体験として良い結果が出てくる場合が以前よりも多くなりました 。チャレンジすることが多くなりましたし、なんとか今の仕事もクビにならずに済んでいます、哲学思考などは家族関係構築にもいい影響を与えますね。是非みなさんも実践していただきたいと思います。

 

以上、「実践版!リベラルアーツの活かし方 役立つスキルへの展開」でした。「自分のリベラルアーツとしてはこんなものが大事」という方がいればコメントいただければと思います。よろしくお願いします。