グローバル人材を目指す英語と思考のブログ

“ふつうの人”とグローバルをつなぐ英語と思考

子供の英語教育 -残念だけど大人になっても話せません

こんにちは。このブログでは大きなテーマの一つとして英語の必要性を発信しています。ただしネイティブレベルの英語という意味ではなく、下手でも重要なポイントが通じる英語が重要であり、ビジネスという面ではあくまでツールであるという主張です。

もう一つ英語の重要性を説く理由は英語がグローバル言語となっており、いろいろな価値観を理解したり、興味の範囲を広げることに役に立つからです。英語のニュースはどこの国でも配信されていて、それぞれの国がなにを伝えたいかわかります。また、日本では見つからない分野のことも英語が分かればYouTube等で見つけたりできますね。

では子供の英語教育は(3歳~10歳ぐらいを想定)どうでしょうか。今は学習塾や水泳、ピアノと並んで多くの学ぶお稽古事の一つですね。私の子供も英語通信教育をやっています。

ということで今回は「今の子供英語教育では英語が話せるようにならない」という事実から子供の英語教育について考えてみます。

子供が英語を学ぶ理由-親目線の落とし穴

多くの親の皆さんが子供に英語を学ばせる理由は「グローバル化が進むにつれて英語が必要になってくる」、「学校の勉強で必要」、「色々な価値観に触れてほしい」という点が主だと思います。また自分がビジネスの現場で英語で苦労しているので英語を学んで欲しいと思う人もいると思います。 英語ビジネスも「耳が日本語化していないうちに!」等と言って不安を煽ってきますね。

ここで一つ落とし穴があります。

「グローバル化が進むにつれて英語が必要」という点については、英語である程度複雑な意思疎通ができること大前提となります。この理由が英語を子供に勉強させる理由の多くの割合を占めていると思います。

しかしどう見ても今のお稽古事レベルでは英語で意思疎通ができるレベルまでなりません。もし「英語で意思疎通ができるようになってほしい」ことが主な目的でしたら、お 金と時間を別のことに使った方がいいですね。また、この子供はまだ意思疎通がうまくできない成長途中の段階でもあります。


英語が話せるようにならない理由

圧倒的に投入する時間が少ないです。一週間に30分または1時間程度では言葉を学ぶことができませんね。 例えば外国人の方のお子さんが日本語を学ぶ必要があるとして 「毎週語学学校で30分か1時間勉強すれば話せるようになりますよ」とアドバイスする人はいないと思います。四六時中日本語で考えていて、日本語を話している世界では、 ちょっとした時間を語学に使っても、英語は話せるようになりません。

「耳が日本語化する前に」という点も間違っていないとは思いますが、 これも時間と比例して週に1時間程度では意味がないですね。また、私は比較的バイリンガルの人や海外に小さい頃いたという人を知っていますが、耳はあっという間に外国語になりますが、あっという間に戻ります。 


それでも英語を学ばせたいぶれない英語を学ぶ本来の目的を決める

目的はいろいろあってもいいと思いますが、将来的に必要と信じるのであれば「英語を話せるようになるため」から「いろいろな文化、価値観を学ぶため」に目的のシフトをお勧めします。「お稽古事」として割り切ることですね。親にとってもこの目的ならストレスもないですね。大人のビジネススキルでも多様性(Diversity)はそれこそどこの会社でも重要視されています。

「話せるようになる」という期待を捨てたら次にやることは、投資(お金や時間)と期待する結果・効果のバランスを考えることです。やたら高価な英語教材とかもありますが、親がかなりの時間を使ったり、子供に才能がない限りお金の無駄になると思います。それよりも1、2週間でも子供と海外語学旅行などで現地で外国語に触れたほうが、お金の使い方としては正しいですね。


いろいろな教材-目的に合わせて選ぶ

私の子供はベネッセコーポレーションの「Challenge English」という通信教育で英語をやっていますが、オンライン英語教材は国語、算数などの教材費に含まれており比較的安く、 とにかく英語に慣れるという方にはお勧めですね。 英語を自然に学ぶようなイメージでつくられています。発音などもAIがチェックしてくれますが、AIのレベルは怪しいです(笑)。外国人英語教師とのビデオチャットも追加料金できます。

その他、ECCなどの大手や安いビデオチャットを提供する会社もあるので、お稽古事として割り切って進めるのであれば、家計と相談して好きなプログラムを選べばいいと思います。

また、「ディズニー英語システム」というのもあります。これはワールド・ファミリー株式会社というグローバル企業が販売する商品で、ディズニーのDVDをひたすら見る・聞くことをメインに英語を習得するシステムですね。小さいお子さんをお持ちの方は勧誘を受けたことがある方も多いと思います。結構役に立つという話も身近で聞きますが、ディズニーのDVDを日本語字幕なしでみせるなど、親の意思も結構必要です。だだお値段がハンパでなないので(30万~80万)、これだけ払うなら私なら別の投資方法を検討します。

最後に一般庶民にとってはまずない選択しですが、インターナショナルスクールもありますね。話せるようになるという意味であれば一番確率は高いと思います。1年で200万前後かかるようですし、よほどの思いとお金があれば検討対象になりますね。インドでは英語が話せるようになる人は、ほぼこのようなインターナショナルスクールのような学校で授業を全て英語で受けています。

 

まとめ-英語を話すスキルより価値観・興味を育てる

子供の吸収力はすごい。が、時間とともに劣化するのも早いです。その魔法のような吸収力を当てにしてあれもこれも勉強しようとなると子供もつらいですね。私の家庭もどの習い事をやめるべきか?がよく話題になります。

話すというスキルではなく、英語を学ぶことで確かに世界は広がるので、子供に広い世界に興味を持ってもらうことが大事ですね。海外の普通のことを知りたい、例えばアメリカでは(一般的に)朝は甘いシリアルを食べない、子供のお弁当はピーナバター&ジェリーサンドイッチなど、こういう話は日本語で説明しても興味は広がります。

その他の国のこともまとめて興味を持ち、そこに英語教育が手段として存在することが正しいあり方と思います。また、やはり親も外の世界や英語や価値観対して興味を持つということ が大前提ですね。

私個人がいいと思うアイデアは子供が十歳前後の時にシンガポール、や英語圏で家族と移り住み1~3年過ごすことです。もう少し自由な働き方ができればこのようなライフスタイルがメインストリームとして出てくるといいですね。私も将来1年ぐらいは行ってみたいとは思います。

 

以上、「子供の英語教育 -残念だけど大人になっても話せません」でいした。お子さんへの英語教育は気長にやっていきましょう。