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ビジネス・人生の目標に使えるアプローチ-小さな達成を積み重ねる

こんにちは。今日は「目標達成のためのアプローチ」に関する話です。会社の面談みたいな出だしですが、ビジネスパーソンとして仕事をされている方は、自分の目標の達成度に応じて評価されているのが一般的ですね。一方、人生というフィールドに目を向けた場合でも、自分の人生の達成度を測る手段としては人生の目標達成度が一つの目安になると思います。ただ目標を設定してもなかなか思い通りにならことはよくありますね。過去のブログで「「ゆるいしつこさ」のススメ-長続きするマインドセット」として目標継続のコツを「ゆるさ」という面から考えてみましたが、何か締め切りのある目標や、手強い目標に取り組んでいる場合は別のアプローチが必要ですね。今日はそのような目標を達成するために「自分で取り組めるレベルまで分解し、達成を積み上げ、野心的な目標を達成する」アプローチを紹介したいと思います。参考にした動画はTEDx Talkの “How to achieve your most ambisious goals” です。この動画については後半に概要と使える英語フレーズを紹介します。

目標を達成するコツ-まず自分で取り組めるレベルまで分解する

仕事のプロジェクトでも自分の興味があるプライベートなことでも、「ちょっと難しいな」という感じて、始める前から目標に負けている(無理ゲー)気持ちになる人は多いと思います。特に歳をとるに従ってこの感覚は大きなってきますね。

しかし、それが本当に自分のやりたいことであれば 何とかしたいですね。まず「目標を分解して細かく分け、自分が日常的に実行できてる レベルまでに落とし込んで取り組む」ことで、野心的目標を達成できる可能性がぐんと上がります。本質的に重要な部分はこの実行可能なレベルまで落とし込むと言う点だけです。 

次にどのように部分に落とし込むか、また、それをどのように一つづつ達成していくかもカギになってきます。この点はプロジェクトマネジメントに通じるアプローチですので、ポイントとして4つの点を紹介します。

1.結果をしっかりイメージする

難しい目標、時間がかかる目標、考えるだけでも気持ちが負けそうな目標については、その先にある目標を達成した時の好ましい状態、自分のすっきりした気持ちを しっかりイメージする。このことによりまず結果を注視することができます。第一歩として非常に大事ですね。

2.マイルストーン(中間目標)をしっかり持つ

マイルストーンはプロジェクトマネジメントで重要な要素の一つです。Milestoneは昔1マイルごとに石をおいて道しるべにしていた慣習ですが、ビジネスでは中間目標や通過点という意味で使われています。 このマイルストーンを意識し、中間目標ごとに分けて、いくつかの塊にすれば、管理が非常に楽になります。次にこれらの作業をさらに実行可能なレベルまで落とし込んでいきます。

3.軌道修正を絶えず行う

ものを作る、収集することがメインの目標であれば続けることは「積み重ね=結果」になり、比較的簡単です。しかし、練習や勉強が必要な目標はある程度の結果を出すことは結構難しいですね。例えば「ギターであの曲をきれいに弾きたい」の場合、CDで聞く演奏レベルにはなかなか到達しません。私は30年近く毎日のようにギター取り組んできましたが、 結果的には下手のままでした。このような場合は別の展開、例えば「仲間と楽しく弾くアンサンブル」などに目標を早めに変更したほうがいい結果がでるかもしれません。

4.習慣化する

できるだけ習慣化することは大事ですね。隙間時間を有効に利用し、定期的に取り組まないと気持ち悪いというレベルになれば、目標達成も視野に入ってくると思います。隙間時間の有効利用は「時間が15分空いたらこれをやろう、30分ならこれ」とオプションをいくつか用意すると取り組みやすいです。例えばビジネス現場では重要なプロジェクトでも難しいものは 先送りにしてしまいがちですが、10分でもレビューをする機会を定期的に設けると新しい気づきがあったり、軌道修正がタイムリーにできたりします。結果的に目標がより速くより確実達成できることになります 。

まとめ-プロセスを楽しみながらすこしづつ達成する

少しずつ進んでいくことで必ず目標に近づいていきます。やりたいことを最初からあきらめずに、1.結果をしっかりイメージする、2.マイルストーンを設定し、目標をブレイクダウンする、3.軌道修正をする、4.習慣化することで目標を達成できる可能性が格段に高まります。ただ、プライベートの趣味などであれば達成できなくても問題ないと考え、プロセスを楽しむことにしましょう。たとえ達成できなくてもビジネスや人生設計に役立つプロジェクトマネジメントスキル=目標達成スキルが身に付きます。是非一度やってみてください。

参考にした動画

では記事を書くにあたって参考にしたTEDx Talkの ”How to Achieve Your Most Ambitious Goals” (スピーカー: Stephen Duneier )について簡単に紹介します。英語も簡単で聞きやすいので是非聞いてみてください。

彼のプレゼンのポイントはどれだ「どれだけ野心的な夢であっても、魔法のようなスキルや才能は必要無く、どうやってその問題に取り組むかだ」と言っています。”far less to do with~”、「~と全然関係ない」はよく使われる表現ですね。彼はこのアプローチとして ”Marginal Improvement” という言葉を使っています。”Marginal” は「わずかな」・「周辺の」という意味ですが、この場合は 「ちょっとした・少しの進歩」という意味になります。

彼はビジネスでも要職を多く経験しているいわゆるエリートのようですが、彼の話が我々普通の人に望みを与えてくれるの点は、彼が小学校から大学の意味 C -Student(Cマイナス、日本の場合だと5段階で2ぐらい」だったということです。一つのことに集中できることが難しかったようで、いわゆる多動性などのLearining disorder(学習障害)があったと思われます。

しかし彼がこの ”Marginal Improvement” アプローチを取るようにしたことでそ、の後の大学ではstraight A student(オールA)となり、社会に出てから同じアプローチを取ることでビジネスマンとしてもかなりの成功を収めたようです。

このアプローチの有益な点について、パーソナルライフでの目標達成が主に話されています。ドイツ語の習得、ダイエットなどなどですが、最後には編み物のYarnbombing(木をカラフルな毛糸で覆うなどするストリートアート)というジャンルの世界大会に出品し、さらに「かぎ編み」というジャンルでギネスレコードを樹立しました。彼はこれらは全て大きな目標を小さく管理できる目標に落とし込み、その小さい目標達成を少しずつ積み上げた結果だと言っています。

ここまでくるとやはり「普通の人」ではなく、強烈な達成マニアで、特殊な集中力の持ち主だと思います。ただこのアプローチはどんな人でも応用できますね。一つ残念なのはできればビジネスでの具体的なアプローチ法を教えて欲しかったという点ですね。

印象に残った「使えるワンフレーズ」は “ Even a marginal impovement in our process can have a huge impact on our end result.” “ Even~, can ~”で「たとえ~であっても~できる」、この場合は「たとえ過程としては少しの進歩であっても、結果的に大きな結果をもたらす」となります。

 

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以上、「ビジネス・人生の目標に使えるアプローチ-小さい達成を積み重ねる」でした。