グローバル人材を目指す英語と思考のブログ

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”Successor”- 英語ニュースの見出しで広がる世界

今日はCNNのニュースから ”Successor” について考えてみたいと思います。

このニュースについて-まず英語よんでみてね

今回のニュースの見出しは CNN Business August 21, 2020の記事の ”A possible successor to Jeff Bezos is leaving Amazon” です。直訳すると「ジェフベゾスの後継者候補がアマゾンを去る予定」となります。この見出しは ”Successor” という単語がわかれば簡単ですね。 ”Successor” は「後継者」です。よく外資では”Successor plan” 等という言葉で後継者育成計画という意味でつかわれます。ちなみに成功者は ”Successful person”、また、”succeed” は「成功する」と「後を継ぐ」の二つの意味があります。ちょっとややこしいですね。時制については  ”is leaving” と現在進行が使われているのは「準備がされ、予定されている未来」だからです。まあ文脈上で未来を表すこともあると覚えておけばよいと思います。

このヘッドラインの次の記事はなぜ後継者が去る予定なのかは書かれていません。外資の場合結構シニアな人でも挨拶もなく突然辞めた、辞める、(辞めさせられた?)という連絡メールがさらっと流れるので、私が勤める会社でも本社、支社も含めて日常的ともいえるシーンではあります。

 後継者の選び方-自分なりのポイントを見つける

では ”Successor” から会社の後継者選びについて考えを広げてきたいと思います。ここではもちろん社長とか上級管理職の後継者ではなく、私たちの周り、つまり中小企業における一般的な管理職やリーダーの後継者選びのことです。

中小企業の後継者選びは人材育成的リソースも限られるので、厳しいですね。多くの場合、後継者選びは自分で考えるしかない場合が多いでしょうね。現実的に一番多いケースは「考え無ければいけないのは分かっているが、いい人がいない、時間がない、サポートがない」という状況でしょうね。しかし後継者選びは管理職、リーダーの方々の仕事の一部ではあります。ここで後継者選びについて私なりに価値を置くポイントを二つ紹介します。1.自分と同じタイプを選ばない、2.手柄を渡すつもりで育てる、です。

1.自分と同じタイプを選ばない

自分の価値観で自分と同じタイプは選ばない方がいいですね。同じような人を選ぶと、良いところも似通っていてお互い学ぶことがあまりありませんが、タイプの異なる人を選べば、お互い足りない部分を補って成長が期待できます。いまはやりの多様性ではないですが、生物と同じで多様性があるほうが変化には対応できますね。

2.手柄を渡すつもりで育てる

後継者を選んだら、本人の成長のサポートだけでなく、その人が活躍できる土壌を整備しておくことも大事です。これは自分の時間を使ってその人に手柄を渡すというような形にもなりますが、長いようで短い人生、見えないいい影響を他人に与えるのも自分自身の成長になります。例えばちょっと難しめの部下がいる場合、その人の足りないところを補えるように整備してあげれば、その人に最強の贈り物をすることになります。人によっては感謝はされずに「あの人は私に丸投げした」と言われるかもしれまんが(笑)。それはもう達観するしかないですね。

 おススメの後継者選び方

最後に、中小外資系(日本支社レベルでの)での後継者雇用についてです。中小ではヘッドハンティングするようなリソースはないのですが、日本企業のように他の部署から移動してくる場合より、プロモーションのような形でかつての上司のポジションに収まる場合が多くあります。いわゆるジョブ型雇用(いわゆる専門職雇用)の一形態ですね。ただ自分がやめる場合は、特に人材的な問題でもない限り、外から自分のポジションをジョブ型雇用するのではなく、自分が育てた後継者を昇進させ、空いたポジションをジョブ型雇用で補充というのがベストでしょう。 周りもずいぶんとやりやすくなると思います。一度部下を見回してみると思わぬ後継者候補が発見できるかもしれません。