グローバル人材を目指す英語と思考のブログ

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懐かしの「マイブーム」で完成を鍛える-誰にでもできる差別化

前回の記事「弱者の戦略」では普通の人の「差別化」の方法について「人の嫌がることをやる」などについて書きましたが、差別化を産生むためのもう一つの方法として、発想力・想像力を鍛えるという方法もあります。

発想力・創造力を鍛える方法はジャーナリングやメモを取る(メモの魔力など)が有名ですね。ただこれらのエクササイズは毎日書くことが原則なので、文章を書く人ことが苦手な人にはつらいですね。そんな方々に対してもっと気楽にゆるく発想力・創造力を高めることができる方法を紹介したいと思います。趣味の一環で誰でもすぐ始めることができる「マイブーム」です。

昔懐かしい「マイブーム」を使って自分独自の感度を上げ、発想力、想像力を鍛えることを提案したいと思います。このエクササイズが新しいビジネスチャンスやスキルアップにつながるかは???ですが、いつもとは違ったアプローチで、少し違った価値観を持つ為のステップとしては敷居がかなり低いです。なぜなら自分のブームを創ればいいだけですから。

「マイブーム」とは

ご存知の通りイラストレーターのみうらじゅんさんが作り出した言葉で、「他人は興味はないが自分だけで流行っていること」という意味ですね。1990年代後半に流行語大賞の上位にも入りました。この「マイブーム」がなぜ発想力、想像力を鍛えることに繋がるか?ですが、ポイントは「他人には興味がない」という点です。例えば、みうらじゅんさんにとってのマイブームは小学校の時からハマっている「仏像見物」です。少年時代のみうらじゅんさんにとっては仏像はウルトラマン的なかっこよさがあったようですね。たしかに阿修羅像はどうみてもアニメキャラで、韓国俳優にも通じる切れ長で切ない目はカッコいいですね。三浦さんは今では「見仏記」などのDVDも出しており、趣味と仕事が完全にクロスオーバーしています。

「マイブーム」の見つけ方

とにかくなんでもいいですが、ちょっと「違ったもの」をおすすめします。例えば次のようなものがあります。以下私が興味があった、または今も興味がある例です。

  • 20年以上流行ったが今は流行っていない:バードウオッチング(そもそも流行ったかは?)
  • 本屋の一角でひっそり売られている本:古代地図
  • 審美眼を鍛えるマニアなアート:篆書(中国の紀元前に使われていた美しい書体)
  • 海外に一定のファンがいるが日本でまず流行らない:太極拳、推手(聞いたことがないかも?)、カントリーダンス(実際アメリカで見たことがあり、みんな楽しそうでした。アジア人に似合うかはともかく)

いずれもYouTube で探してみるだけでも、結構多くのファンがいることが分かります。また、同じ検索キーワードを英語で打ってみると、さらに多くの人がファンが見つかったりしますね。みうらじゅんさんのような独特のマイブームの見つけ方はハードルが高いですが、普段見ないような場所をいろいろ見てみるといいですね。

「マイブーム」の注意点

マイブームは楽しそうなものがいいですね。やっているうちにニコニコできるような。スポーツや楽器演奏、勉強等の修業的要素のあるものはできるだけ避け、あくまでゆるさを 優先的基準の一つにした方がいいでしょう。 

また、スノッブな気持ちで取り組むことは、マイブームのゆるさという精神かからはずれますので、避けた方がいいでしょう。 これは相手に「僕、私ってすごいでしょ!、変わってるでしょ!」的な承認を求め過ぎてしまうということにもなり、自分のブームなのか、他人に言いたいだけのブームなのか、どちらかわからなくなりますね。例えば私はクラシックギターをずいぶん長いことやってきましたが、自分のどこかに「ちょっと高級な趣味で君たちとは違うよ」というような、劣等感が逆になったような気持を持っていた気がします。クラシックギター愛好家の自分達だけが真実の音をしっているような気持になっていました。 時にはギターの先生も含めて「聴衆に身体の正面を向けて演奏する楽器実はクラシックギターだけなので、すごいのだ!」というようなおかしな会話が多くなり、宗教染みてきたので、この世界からは距離を置くことにしました。マイナーな世界にありがちですが、このようにちょっとスノップな感じがあるということは素直にマイブームとして楽しんでいないという証拠ですね。

まとめ-気楽に「マイブーム」で発想力・創造力を刺激する

今日はあくまで差別化のベースになる発想力・創造力・妄想力も?を鍛えるという点からマイブームを起こすことを提案しました。少し違った趣味というものは自分の中で流行りすたりもないですし、長くても短くてもそこになんらかのエキサイトメントがあれば十分ですね。気楽に付き合えて、違った見方や新しいことを探す行動を習慣づけることができます。また、色々自分で工夫して情報収集したり、工夫できたりすることも刺激的ですね。

さらにシナジー効果として、マイブームを意識的に探すことで、「次にこんなブームが来そうだな」とかいう感度も上がるかもしれません。その流行にのるかは別として、何か時代が動いているような感覚は人よりも感じることができます。このケースでも先取りをして差別化を生み、優位なスタートを切ることもできるかもしれません。

以上、「マイブーム」で独自の感性を磨いて、面白いものを見つけ続けていけるといいですね!