グローバル人材を目指す英語と思考のブログ

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学びの鉄板アプローチ-学ぶ機会を最大化するために 

「成長したくない」人はいないと思います。「もうこれ以上歳をとりたくない」という人は多いかもしれませんが、人間としての成長は誰でもウェルカムですね。個人でも会社でも「自分が成長したい・人に成長してもらいたい」という気持ちで勉強したり、研修を設けたり、いろいろな手を打っていると思います。

今回は「成長する鉄板のアプローチはなにか?」について「成長・学習における70:20:10の法則」を参考ににして考えてみたいと思います。この法則をきちんと理解し、実行することで効率よく学び、成長するモデルが身に付きます。

70:20:10の法則とは-何を通して学ぶのが効果的か?

この法則(モデル)はリーダーシップ等の研修で受けたことがある方も多いと思います。「効果的な成長・学びは70%が実際の仕事から、 20%が上司・先輩の指導やその他コミュニケーションから、最後の10%が研修等フォーマルなイベントから得られる」という法則です。つまり「何を通して成長すること・学ぶことが最適か?」というモデルですね。このモデルの一般的捉えられ方は「やたらと研修などするのではなく、経験を中心におくことで、学習したことをしっかり定着させ成長しよう、人材を育成しよう」ということになります。

この法則に対するありがちな誤解-経験学習が一番大事?

  • 仕事を通して経験することが一番重要で、研修や読書などは優先度が低い
  • 仕事で多くの経験ができるようにとにかく場数を踏む

確かに経験から学ぶことは大事ですが、自分が何を、どういう目的で、どのようにして学ぶかを理解していないと、やみくもに仕事をするだけになります。また、人材育成の観点からは会社や上司は経験学習をサポートすべきたという趣旨ををよく耳にします。ただ、いくら経験する場を提供しても、本人の自覚や周りからのサポートがないと、対象者は仕事をやらせれているだけで、フォローやフィードバックがない、という気持ちになり、モチベーションが下がってしまいますね。

ではどうすればいいのか?-総合的プロセスを作る

まず、「自分が何を、どういう目的で、どのようにして学ぶ」については少し時間をとって考えるだけでかなり整理できます。例えばあるプロジェクトに参加するのであれば、「何を?=プロジェクトマネジメントを学ぼう!」、「どんな目的で?=プロジェクトマネジメントスキルを学び、次回のプロジェクト運用に役立てよう!」、「どのようにして?=プロジェクトマネジメントの概要を知り、自分なりのPDCAプロセスを回して積極的に参画しよう!」となります。こうなるとあとはやることは見えてきますね。プロジェクトマネジメントやPCDAについて勉強したり(ネットでくぐるぐらいで十分)、それを実際のプロジェクトに当てはめたりして、自分なりにプロジェクトマネジメントを経験を通して学ぶことになります。つまり70:20:10モデルを通し、総合的にアプローチすることです。次に学習を支援する側としては、例えば会社がきちんとしたキャリア育成プランを作っている、上司がしっかりとしたコーチングスキルを持っているなど、サポート体制があることが大事です。まあ無くても人事や上司のせいにしてもしょうがないので、自分でやるしかないですが。

まとめ-総合的なアプローチが鉄板

このモデルで最も大事なポイントはどの学習方法に重きを置くのではなく、総合的に進めることですね。とにかく今ある仕事を頑張ると言う姿勢はもちろん大事ですが、汎用的グローバルなビジネスパーソンを目指す場合は、まず型にはめた基本的プロセスから始めるといいですね。つまりセミナーや本での自分の基礎思考・知識を固め、PDCAやSWOT分析などの汎用的ツールの基本を理解します。さらに現場で仕事をする上で、これらのフレームワークを利用して学習していきます。同時にフィードバックをもらいながら改善していきます。この結果学習が定着し、使えるスキルを獲得することができます。これぞこのブログの記事「2030年に必要なスキルとは?」の第一位の「戦略的学習能力」ですね。

私の経験学習の体験の一つはマーケティングの人がプロダクトポートフォリオマネジメント(PMM)を使って市場における自社の立ち位置を説明しているのを見て単純に「おー、かっこいい、分かりやすいし」と思い、ちょっと影勉し、自分の仕事の領域でPMMを活用することで重要なスキルの一つとなりました。このような経験を通してまだまだ成長できる機会はいくらでも転がっていますので、総合的「70:20:10モデル」を鉄板なアプローチとして試してみたくださいね。

 

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