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自己啓発マニアで終わらないたに-自己啓発本読み方

「思考は現実化する」は私の好きな言葉の一つです。この言葉はナポレオン・ヒルの自己啓発本のタイトルでかなり昔の本ですが、「引き寄せの法則+ビジネスマインド」の良書です。豊富なエピソードと共に成功の心得を紹介しています。人生全般に役立ちますが、どちらかと言えばビジネスパーソン向けですね。

私のようなリアルなおじさんが本屋で自己啓発本の棚の前にいると「リストラされそうな悩みのあるおじさん」な感じで、ちょっと哀愁を感じさせますが、若めの人なら「おっ、がんばってるねー、いろいろ悩むよねー」と思います。自己啓発の本や動画は山のようにありますが、「自己啓発は時として積極的逃避になる可能性もある」点についてはちょっと注意が必要ですね。自己啓発の本を読んだり、動画を見ていると何かが進んだような気にはなりますが、実行しない限り何かが起こるということは絶対ありません。また、自己啓発はどの本も動画も本質的には同じような内容です。30年前に日本で出版されたナポレオンヒルの「思考は現実化する」とホリエモンやその他インフルエンサーの方々のメッセージは本質的には同じですね。漫画「キングダム」の舞台となっている2千年以上前の(春秋)戦国時代とメッセージは変わっていませんね。ですので自己啓発インプットをしすぎると、自己啓発マニアの域に留まってしまい、本末転倒な形になってしまいます。私もそのあたりをうろうろしている状態ですので、ブログを書いたりして、実行系アウトプットの量を多くするようにしています。

このような状況から少しでも前進するために、クラシックな自己啓発本であるナポレオンヒルの「思考は現実化する」から最も大事な部分をピックアップしながら、自己啓発本の正しい使い方について考えていきたいと思います。

自己啓発本を読む時のポイント-どの本も本質的メッセージは同じ

多くの自己啓発本は成功者のエピソードが色々書いてあり、あたかもそれがノウハウのように感じるかもしれませんが、重要な点は考えること、実行すること、トライアンドエラーを繰り返すこと、しつこくやることなど一般的なレベルの我々でも気づいていることですね。このことに意識的に光を当てるためには、自己啓発本は非常に有効だと思います。しかし本質的には自分が動かないと何も起こらないということを理解しておく必要があります。

また、自己啓発本は同じような内容を手を替え品を替え書いてあるので、自己啓発の本質を理解するためには有名どころを3冊ほど読む程度でよいと思います。メインはできるだけクラシックなものにしたほうがいいですね。なぜならそれらは時代の洗礼を受けているからです。村上春樹さんの小説「ノルウェイの森」で「時代の洗礼を受けた本しか読まない」とのセリフがありましたが、時代を超えて生き延びているということはそれだけの理由があるということになります。あとは時代観を反映しているインフルセンサーの方の本も合わせて読むとバランスもとれますね。

ナポレオン・ヒル「思考は現実化する」-成功の最初のステップ

大雑把に言ってしまうと「引き寄せの法則」に基づいた内容です。引き寄せの法則とは簡単に言うと自分が信じていることは必ず起こるという法則です。この本の場合はあまりスピリチュアル感はなく、現実的で厳しさもあり、ビジネスパーソンにとってはとっつきやすいと思います。ただ、いかんせんこの本は長くて最新の日本版ではと600ページぐらいあります。こういったボリュームのある本は「80:20の法則」にのっとり、目次をみて自分が興味のある所を読んだほうがいいかもしれません。ここでは私が本質的に大事だと思った章を1つだけあげたいと思います。この本は今ならKindle unlimitedで0円で読めます。

成功するための法則-「願望実現のための6か条」

この第2章は内容はシンプルですが、意外に実行は難しいかもしれません。多くの方はまず馬鹿馬鹿しいと感じられるかもしれませんが、あれこれ深く考えても、自分自身の「言い訳くん」から「そんなことやってもも仕方がないよ」と言われるのがオチですので、まずやってみることをお勧めします。

第2章「望」 成功のための第一ステップ 「願望実現のための6カ条」

願望実現のための6カ条

  1. あなたが実現したいと思う願望を「はっきりさせること」。単にお金がたくさんほしいという願望設定は全く無意味である。
  2. 実現したいと望むものを得るために、あなたはその代わりになにを”差し出す”のかを決めること。この世界は、代償を必要としない報酬など存在しない。
  3. あなたが実現したいと思っている願望を取得する「最終期限」を決めること。
  4. 願望実現のための詳細な計画を立てること。そしてその準備がまだできていなくても、迷わずにすぐに行動に移ること。
  5. 実現したい具体的願望、そのための代償、最終期限、そして詳細な行動計画、以上の4点を紙に詳しく書くこと。
  6. 紙に書いたこの宣言を、1日2回、起床直後と就寝直前になるべく大きな声で読むこと。このとき、あなたはもうすでにその願望を実現したものと考え、そう自分に信じ込ませることが大切である。

しっかりした内容を書こうとするとなかなか躊躇してしまいます。なぜなら書いてしまうと誰に宣言したわけでもなくても、この目標を直視せざるを得なくなり、自分に対して責任が生まれるからです。我々は自分自身のことながら責任をとることは回避したいという不思議な生き物なので、まずは愚直にやってみるしかないですね。声を出して読むのは家族に変なネットワークビジネスに加入したと勘違いされないように、事前に言っておきましょう。

まとめ-あとは実行あるのみ!

ナポレオンヒルの自己啓発本はさすがに長年のベストセラーなので、他にもいいことが色々書いてあります。「第9章 「協」マスターマインドの力」は、あまり普段気にしませんが、「同じ価値観を持った誰かの力を借りる」という成功には重要なポイントですね。しかしここに書いてあることを全部やろうとすると、消化不良を起こすので、直感的に気に入った章を実行してみることがお勧めです。

最後に自己啓発本を読んだり、動画を見たりするのであれば、読んだ冊数や見た動画数でなく、その中のアイディアをいくつ実行したかが大切です。自分が成功のフローにのると、(私はまだのっていないので想像ですが)おそらく自己啓発の情報はあまり必要でなくなると思います。書いてあることが同じですから。私自信も数年後に本屋で自己啓発の棚の前をまだウロウロしていないよう、「実行ありき」で進めたいですね。