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自分自身のマネジメント-プロジェクトチャーターを作ろう!

 「あなたの人生計画を見せてください」と聞かれて「これです!」とすぐ出せる人はなかなかいないと思います。実際、自分の人生の計画という人生で最も大事な一つの作業に対して真剣に考える機会は意外に少ないものですね。もちろん自分の情熱や目標に向かってノリノリで全力で進んでいる場合は、キチンとした計画はかえって邪魔かもしれませんが、もやもやと毎日を過ごしている場合は、まず計画を書き作ってみることがお勧めです。

今回は人生やキャリアの計画をプロジェクトチャーターというプロジェクトマネジメントのツールの一つを使って作成することを提案してみたいと思います。

プロジェクトチャーターとは

プロジェクトチャーターは日本語で「プロジェクト憲章」とも呼ばれますが、プロジェクトの目的や概要を明確に伝える為の概要説明書ですね。通常は一ページに収まります。ある程度の経験があるビジネスパーソンであればこのようなプロジェクトチャーター、または類似する企画書を作ったことがある方は多いかと思います。プロジェクトチャーターはプロジェクトマネジメントのサイクルの一つでまず一番最初に作られるものです。

プロジェクトチャーターの作り方

自分の人生で「こうなりたい」というもの、いわゆるビジョンがあれば、本質に向き合うためにも、まずシンプルに作るのことをお勧めします。

必要なものはプロジェクト名・概要・目標・成果物・マイルストーン・リソースなどです。場合によってはもっといろいろな項目が入ってきます。では一つ一つ簡単に見ていきましょう。

プロジェクト名

プロジェクト名は自分の想像力を刺激するためにも面白いものを考えてみたらいかがでしょうか。以前会社のプロジェクトで大々的なシステムアップグレードがありましたが、プロジェクトの名前はそのシステムを提供する会社の社長が別荘として所有する島の名前でした。お金と工数を支払う我々からすると皮肉的な名前でしたが、かなり印象的に残りました。前向きに印象的な名前がつけれるといいですね。

プロジェクトスコープ

プロジェクトでどこまでを対象とするか「範囲」を決定することです。これは前提条件として重要です。なぜなら人生全体についてなのか、ビジネスキャリアなど特定のことについてなのかにより、目標や投入するリソースも違ってくるからです。

プロジェクトの概要   

ここではWhat と Howが大事ですね。何のために、どのような方法で、なにを達成するかというロジカルな書き方が必要となります。目的とほぼ同じと考えていいでしょう。

目標

目標は目的と混同されやすいですが、目的を達成するために、どのようなアプローチをるかという具体的な計画です。ビジネスでは戦略を目標と位置づけることもあります。

成果物

目標を達成していく途中で、また達成した結果、どのような成果物が得られるかですね。これはプロジェクトの最終目標の成果物でなく、目標を達成することでどの様な無形・有形の成果物ができていくかを書きましょう。目標に帰結するように書くと繋がりがハッキリして分かりやすいです。

マイルストーン

マイルストーンは昔、道に置かれた目的地まであとどれぐらいかと言う標識ですが(石に数字が刻まれていた)。プロジェクトチャーターではプロジェクトの節目を確認する意味で「いつまでになにが終っているか」という中間確認地点のことになります。

リソース

これは必要とされる資源なので、個人の場合であれば時間・お金・自分の経験や知識などですね。または家族や友人、会社の人からのサポートが得られるかも大事ですね。

リスク

物事にはリスクがつきものです。例えば将来起業をしたいのであれば、資金面でのリスクが一番大きいおおきでしょう。また、起業まではいかなくとも、副業や何かを始めるには家族との時間を犠牲にしたり、自分の好きなことを止めたりすることがなるかもしれません。

プロジェクトチャーターの例

では具体的にプロジェクトチャーターについて書いてみましょう。下記はパーソナルとキャリア場合の2つです。あくまで例ですので、全てをカバーした包括的なチャーターではありません。プロジェクト名は・・・、年齢がわかりますね。センスも磨いている最中なので、ご勘弁ください。

【プライベート版】

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【ビジネス版】

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まとめーまず書いてみて「可視化」しよう!

このようにプロジェクトチャーターを作ることで自分のプライベートやビジネス人生の計画が「見える化」され、具体的な形で目の前に現れます。このことにより、さらに具体的な活動を考えたり、違うアプローチを考えたりするきっかけになります。またプロジェクトチャーターを何度も書き直したりすることにより、今までにない気づきが生まれる可能性も大いにあります。最初は上手く整理できなくて、ちょっと苦しむかもしれませんが、頭の整理と思って書き直していくことをお勧めします。私も何度も書き直してもまだまだという気はします。いわゆる「永遠のベータ版」というやつですね。プロジェクトチャーターはビジネスの世界だけでなく、プライベートでも役に立ちますし、プライベートとビジネスをつなぐツールにもなります。プロジェクトチャーターで自分の人生計画が上手く進むようになるといいですね。

 

以上、「自分自身のマネジメント-プロジェクトチャーターを作ろう!」でした。アディオス!