グローバル人材を目指す英語と思考のブログ

“ふつうの人”とグローバルをつなぐ英語と思考

新しい自分になるためのグローバルマインド

1年前の自分と今の自分を比較して何が違うでしょうか?1年前に自分が何を考え、何をしていたかを思い出すことは結構難しいです。ギターデュオ ゴンチチのゴンザレス三上さんが彼の座右の銘として「昨日の自分と今の自分は別人」と言っていました。1年前より自分が成長したと感じられるイベントを思い出すことがでれば、成長している証拠ですね。成長できていないと感じる場合は、自分の中のマインドが原因かもしれません。今回は「新しい自分になるためのグローバルマインド」について持論を展開してみたいと思います。

マインドはいわゆる土壌のようなもので、マインドがしっかりしていないと、色々なスキルを学んで栄養をあげても、 そこから果実として得られるものが限られてしまいます。 昔の話ですが一年間で一週間の研修を3回行う海外研修に参加したことがありました。そこではグループ企業の各国の人材が集まってワークショップなどが開催されましたが、当時はこの研修が嫌で嫌でしょうがなかったです。しかしマインドを正しく持って参加していれば、かなり貴重な経験なったと思います。

この1年間、グローバル人材になるための思考や英語に関する記事を書いてきましたが、やはりマインドに関連するものが多いです。結局は世界は限りなく問題に満ち溢れているので、自分のマインドの持ち方次第ということですね。

グローバルマインドとは?-考え方・姿勢

グローバルマインドとは「グローバルというフィールドで必要な考え方・姿勢」ということになります。

「マインド」は「精神・思考・好み」という解釈が一般的ですが、このブログでも多く登場する「物事に対する考え方・姿勢」という言葉が私が考えるグローバルマインドに一番近いでしょう。英語でのマインドの定義はいろいろありますが、conciousness(意識), imagnation(想像力), perspective(視点), thinking(考え)などですが同じ意味合いですね。

グローバルマインドは日本のビジネスパーソンがグローバルとコミュニケーションをとる時に往々にしてしてぶつかる問題です。例えば吟味をしすぎて実行のタイミングを逃す、プロセスを評価に時間をかけすぎて結果を出すのに時間がかかる、 理屈が先行して行動が後になるというようなことです。

この場合、グローバルマインドを持って自分のやっていることを相手にも分かる形で伝えたり見せたりしない限り、 コミュニケーションが上手く進まず、サポートや理解も思うよう受けられません。

もちろんこれはグローバルなやり方が全て良いと言っているわけではありません。相手に何が必要かを分かってもらうためにこのマインドが大事なのです。私の経験でも本社が実行を急ぐあまりにローカルで悲惨な目にあったことは何度もあります。ただこれは「日本なら問題なく進んだのに」ということでもないですね。

なぜ必要か?-グローバルマインドが一つの日常になる

ビジネスパーソンや人間の価値観がグローバルレベルで普遍的になってきており、ローカルとグローバルの境界線があいまいになってい来ています。それに伴いグローバル人材の需要も大きくなってきています。といっても全員が海外を飛び回り、流暢な英語を駆使してスケールの大きい仕事をするという意味ではありません。私のように冷や汗をかきがながら英語でさまざまな国々の人々とコミュニケーションをし、仕事をしていくシーンが普通になっていくでしょう。それにはグローバルで汎用的なマインドやスキルを付けておく必要があります。日本の良いところは活かしつつ、グローバル人材としてのマインドを育てる必要があります。このようなマインドを持っていれば、ローカルでもグローバルでも活躍でき、人生もより良いものとなるでしょう。

6つの実践的グローバルマインド

ビジネスや人生でうまく機能するマインドを6つ紹介します。どれもあたり前な「考え方・姿勢の実行」のマインドなので、すぐに始めることができます。ただ、なかなか意識しないとできないことですね。また、4番と5番にはマインドセットスキルが必要になってきますので、 ちょっと難易度が高めです。マインドセットについて詳しく知りたい方は、下記の過去記事をぜひ読んでみてください。

  1. 本質をよく考える:まず「この事象や問題の本質は何か?」と考える姿勢を持つことです。例えばこの問題の後ろに本当にお客さんの満足度があるのか、特定の部署の自己満足なのか考える必要があります。ただ本質を見極めるということは難しいので、色々訓練が必要です。
  2. 行動力・実行力:「動きながら考える」マインドですね。正論や言い訳だけ述べて行動をしてくれない人とは一緒に仕事はしたくないですね。  フットワークを軽くすれば、相手も一緒に仕事をしようという気持ちになってくれます。
  3. 自分の意見を述べる:相手にフィードバックを与えるという姿勢は大事です。どんなくだらないと思える意見でも、口に出すことで自分の存在感がチームの中に溶け込みます。これを続けると、 自然に自分で意見を考えるという姿勢ができます。
  4. 前向き:どんな経験でも前向きに捉える姿勢は必要です。ただのポジティブでは脳天気なだけなので、マインドセットを意識する必要があります。失敗から学ぶ姿勢も大事です。このマインドは立ち直りが早いことにも繋がります。
  5. 他人のいいところを見つける:どんな人にもいい点を見つけ、そこは認めてあげることが大事ですね。リスペクトにつながり、コミュニケーションがうまくいきます。相手の良いところを褒めることもできるようになります。
  6. 時代が自分に味方をしていると思う:今生きている時代にも良いところを見つけましょう。時代が自分に味方をしてくれると考えることで、今を生きる気持ちになるれます。

     

    www.beglobalperson.com

ロコ(ローカル)なグローバルマインド

おそらく多くの人がグローバルマインドと言うと、国際的視野を持つなど、かなりハイレベルなマインドを想像すると思います。しかしながら我々のようなローカルベースの人材を目指すのであれば気にする必要はないでしょう。例えば大前研一さんや藤原正彦さんの本で「海外に行くといきなり日本の歴史や複雑な中東情勢について意見を求められる、回答できないと見下される」などのケースも紹介されています。ただロコグローバル人材が相手にする普通の人たちはもう少し友好的です(笑)。私はこのような知的マウンティングはされたことはありません。ただリベラルアーツ的な歴史や社会問題、世界情勢対しての意見をある程度まとめておくことは大事でしょうね。 

まとめ-新しい自分になるためのマインド

グローバルマインドはスキルではないので、すぐに実行でき、変化も感じることができます。ただマインドを変える場合はマインドセットのプロセスとなりますので、マインドセットについては押さえておく方が良いでしょう

 今回紹介したグローバルマインドは、グローバルやローカルビジネスで生きていくための必須のマインドになります。このようなマインドを意識して行動していくと、最初はどん仕事を呼び込んでしまうような状態になりますが、一時的なものです。それは真剣に考える・向き合うという機会が増えたという結果であり、いずれは仕事やコミュニケーションが以前よりもスムーズに進み、仕事も効率よく回り始めるでしょう。

マインドの実践については、一つずつ実際の仕事や私生活で当てはめてみるといいでしょう。違和感がなければそのマインドを既に獲得しているということですね。もし拒否感を感じたのであれば、そのマインドは自分の中で育っていないことになります。

私自身は今回挙げた6つのマインドを実践しているつもりですが、 毎回うまくいくわけでもないですし、そんな気分になれないことも多くあります。ただこのようなマインドを心がけることで、以前の自分とは違った自分が発見できます。グローバルマインドという土壌に栄養を与えながら自分を育てているという感覚は出てきました。

毎日自分が進化しているということを実感しながら、より価値のあるロコグローバル人材を目指すことができるといいですね。