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RPGの疑似体験で自分を再発見する話ー価値観と強み

 

多くの人が今年こそは頑張るぞ!と色々な計画を立てていると思います。そこで王道なアプローチとなってくるのが「自分の価値観を知り、強みを生かすことで成長する」ですね。価値観がわかれば他者とは違った、自然体のユニークな人材になれますし、自分の強みで弱みを補完できます。このブログの2021年の第1回目の記事を何にしようかと迷いましたが、いつも堅苦しい話ばかりなので、今回は20年以上前のオンラインロールプレイングゲーム(オンラインRPG)の名作 ”Diablo” 「ディアブロ」を題材に「RPGの疑似体験で自分を再発見する」をテーマとしました。オンラインPRGではキャラクター育成やチームでのポジショニングに自分の性格が反映されます。  キャラクターを育てていくのは自分自身を育てていくこと、プレイする場所は自分の人生やキャリアに似ています。

 

自己分析や価値観の発見のためにわざわざゲームをする必要もないですが、仮想世界では自分のキャラを思いきり振り切って育てることができます。このことから RPG は自分の価値観を模索できる世界なのです。私はこのRPGで自分の価値観に気づきました。が、同時に多くの時間も無駄にしたので、ゲームはほどほどに(笑)。 

 

自分の価値観や強味をなんとなくでも即答できない人は意外に多いです。PRGなどの疑似世界に自分自身を投影して自己分析をしてみると、今年も(今年こそ?)さらに成長できるはずです。

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Diabloにみるキャラクター能力

”Diablo” は20年以上前に開発されたゲームでかなりのブームになりました。ちなみにディアブロはスペイン語でデビルという意味です。その当時はネットワーク参加型コンセプトが新鮮でした。ネット上でチームを組み、dungeon(ダンジョン)(地下牢や洞窟)を冒険し、 悪魔の親玉を倒すというゲームで、ストリーも操作もシンプルで私は大好きになりました。キャラクターは「戦士」、「弓使い」、「魔法使い」の三つのキャラクターで、能力は三つの共通するカテゴリーに分かれています。”Strength”(ストレングス・力強さ)、”Dexterity”(デクスタリティ・機敏さ)、”Magic”(マジック・魔法)の三つです。

 

”Diablo” では各キャラクターが得意とする能力が決まっており、その能力に集中して育てればキャラクターの特性を最大限に発揮できます。一方で他の能力は伸びません。戦士は剣などでの直接攻撃で、強くなると一撃で敵を倒せますが、スピードは遅いです。弓使いは防御の高さと遠隔からの連続攻撃で、遠距離からリスクなく攻撃できます。スピードはありますが、力はあまりないです。魔法使いは雷、炎、その他呪文を使った(状況別に使い分ける)色々な攻撃ができ、強力な魔法を習得すれば、雑魚キャラを一掃できます。ただ生命力は一番弱いです。

キャラを育てる時、面白いのはその道を極める育て方ですね。実社会でも自分の得意な分野や環境ではいきいきと動くことができます。ただ、日本では一般的にバランスのとれたいわゆる「きちんとしてる人」が評価される社会ですので、このようにユニークな自分を育てるのはなかなか難しいですね。せめて仮想世界で自分の振り切ったキャラを心ゆくまで遊ばせてみましょう。

実社会の戦士、弓使い、魔法使い達

“Diablo” の三つのキャラクターと能力を実社会のビジネス人材に当てはめてみました。会社の同僚やお友達に必ず一人や二人はこのキャラクターを連相させる人がいると思います。当てはまらない場合は脇役かも(笑)。

【キャラクター 】

  • 戦士:自信家でリーダーシップや実行力があり、 押し出しの強いタイプ、体育会タイプ・武将タイプ。
  • 弓使い:ロジカルで冷静な頭脳派タイプ、理系・参謀タイプ。
  • 魔法使い:得意な分野があり、違う発想をするタイプ。職人・オタクタイプ。 

【能力】

  • ストレングス:体力、交渉力、実行力
  • デクスタリティ:器用さ、行動力、分析力
  • マジック:思考力、発想力 

自分の得意分野(価値観)を見つけ出す

私は魔法使いを選び「魔法の力は強いが直接攻撃を食らうと一撃でやられるキャラ」に育てることがことが多かったです。色々な強力な魔法を身につけ、最後にはそのユニークな魔法で敵を殲滅することができます。私が魔法使いを気に入った点は三つあります。

1.技がアート:魔法はバラエティがあって、ドラマチックかつ見た目も美しい技を駆使する。

2.後半大きく成長する:地道に成長していき、最後は大きな力を手に入れる。

3.支援に向いている:後方から相手の動きを止めたり、味方を回復させたりできる。

 

このことから私は1.ニッチなスキルを自分流に使いこなし、美しいと信じるやり方で成果を上げる、2.長い目でコツコツ成長する、3.支援、サポートする、という価値観を持っていることがわかります。

 

その当時、小学生ぐらいのアメリカ人の子供とこのゲームをプレーしていて、その子を魔法を使って手助けをしながら一緒に探検した体験を今でも覚えています。ここからサポートすることや、人の成長を助けることが自分の価値観の一つであることに気づきました。

Your life will be avenged! 特技がない人こそMagicを選べ!

ストレングスやデクスタリティはもともと人に備わっている資質という気がします。例えば自然にリーダーに抜擢されたり、頻繁に器用だねと言われたりすれば、それが自分の強みであることが分かります。一方、「私にはストレングスやデクスタリティがあまりないな・・」と思う人も多いでしょう。この場合、育てるべきはマジックです。マジックはもともとその人に備わっている資質(体力、知力)よりも、思考力・発想力がベースになっていますので、いわゆる普通の人でも工夫次第で育てれる領域です。

 

注意点としては戦うフィールドや相手によって装備や戦略が変わることですね。この点を補完するためにはやはりチームという観点がポイントとなってきます。 チームにバランスよくいろいろな人材を配置したり、仲間の価値観を見極めて一緒に育っていくという気持ちが必要になってきます。 

 

ディアブロのセリフの中に悪魔に倒された亡骸に向かって”Your life will be avenged!”というセリフがあり、いまでも覚えています。”avenge”は「復讐する」という意味で、「お前の仇をとってやる!」という意味ですね。自分の人生の場合、戦う相手は「悪魔の王Diablo」ではなく「自分自身」です。自分の人生を自分のキャラや価値観を理解し上手く育てることで、ラスボスを倒し、充実した人生を送れるといいですね。