自分らしい働き方とは何でしょうか?
ワクワクする仕事
スキルアップできる仕事
自分に合った働き方ができる仕事
などなどいろいろありますね。
ただ、「自分らしい働き方とは?」という問いかけは、ともすると自分探しになってしまいます。それはちょっとハードルの高い話ですね。
その前に少しコーヒーなど飲んで、ちょっと考えてみましょう。
例えば、毎日仕事に行く時に、多少なりともストレスを感じるのであれば、まず今の働き方を変えてみる必要があると思いませんか?
それは自分なりの働き方をデザインすることです。今は絶好のチャンスですね。
つまり;
通勤を含めた勤務体系
テレワークでの仕事のスタイル
などを変えていく必要があります。
もちろん自分探しは大事ですが、それには時間も労力もかかります。まず今の働き方をどうすればよくできるか?を考えていきましょう!
目の前の働き方を見直してみる理由
自分自身やチームでちょっと働き方を変えるだけで、多くのストレスが軽減されます。自分の時間や家族との時間をもっと持てるようになります。
このブログの記事「テレワーク-自分らしい働き方の実現」でもテレワーク全般について考えてみました。ただ会社任せでだけでは他力本願ですね。
また、ライフスタイルは常に変わってきます。結婚、子育て、介護、病気、その他の理由でフレキシブルな働き方が必要になってきます。
それぞれに合った働き方ができれば、会社内でのダイバーシティの推進にもなりますし、自律的に働くことは自分のキャリアアップにもなります。
自分の働き方をデザインする4つのコツ
通勤を含めた勤務体系を見直す
まずフレックスを使って出社を15分から30分だけ遅くするのはどうでしょうか?
それだけで通勤する世界はゆったりしたものに変わります。
車通勤の私の場合、20分遅らせると通勤時間がラッシュ時の半分で済みます。
テレワークでの顔出しする
ビデオ会議ではできるだけ顔出しましょう。
「あの人はいつも出社時と変わらないスタイルで働いている」と認められ、周りの理解も得られます。気分のリセットにもなります。
ただ「化粧しなくてもいい」ことが大きなメリットという部下がいますが、その場合はその気持ちは尊重していますが。
また、会議中に1度は発言することも大事ですね。
先例を作る
とにかく先例を作りましょう。それぞれの働き方が尊重される雰囲気ができてきます。
その為には普段から面談や会議の議題に「働き方の見直し」を入れておくと良いでしょう。
特にチーム内のインフルエンサーの人にはしっかり根回し?しましょう。
仕事の見直し
「止めれる仕事」をなんとか止めましょう。今までの働き方が前提だと、それが足かせになる場合があります。時代の雰囲気をうまく利用して、本当に必要でない仕事にはNoと言える環境を作りましょう。
私のチームでは最近「毎日絶対必要!」と言われていた業務を週3回にすることができました。10数年以来の変更です、時代の流れをうまく捉えて提案をしていくことが大事ですね。
足元の働き方を考える3つのメリット
出勤時間をずらす、テレワークの積極的利用、仕事を見直す、などほんの少しの変化でも自分のワークライフに大きなインパクトを感じられるはずです。
もし、時差出勤を1年前からしていたら、どれだけの時間とストレスが減ったと考えると、 そのインパクトがわかりますね。
最後に「目の前の働きから見直す」ことのメリットを三つ紹介します。
環境に合せた働き方のデザイン力がつく
自分も環境もどんどん変わっていきます。環境に合わせながら自分に合った働き方がデザインできるようになります。
新しい働き方にスムーズに移行できる
これからはどこでも成果を出せる人材が必要になるでしょう。会社での働き方が変わっても戸惑うことなく対応できます。転職時も自分の働き方がわかっていれば、失敗する可能性は減りますね。
子供に希望を!
「親のような仕事はしたくない」と思われたくないですよね。自分の働き方を見せることで、子供は「毎日通勤しなくてもいいんだ」と思い、「社会や仕事って結構自由なんだな」と前向きな気持ちを持たせることができます。
まとめ 見える世界が変わるちょっとした工夫
ちょっとした働き方で世界が変わります。
今まで漠然と感じていた「会社に行くのが嫌な気持ち」も少し変わるかもしれません。
ただ、これで仕事が好きになることはないですが。
ただ、少しの変化が自分の気持ちに大きなインパクトを与えると思います。
まず足元にあった働き方から見直すようにしてみましょう。
そうなると自分探しも余裕を持って出来ると思います。
おまけ-多様な働き方の解説
参考に現在企業で取り入れられている多様な働き方を私なりにまとめてみました。
【テレワーク】
総務省の定義としては下記の通りです。ICTはInformation and Communication Technology(情報通信技術)のことです。
テレワークとは、ICT(情報通信技術)を利用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方です。
参照:総務省「ITC活用の促進」 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/telework/
リモートワークも基本の意味は同じです。時間や場所を選ばない働き方です。
テレワークは会社によっていろいろな定義がありますが、主に自宅で勤務する在宅ワークと、自宅以外の場所で仕事をするモバイルワークに分かれます。イメージとしては前者は事務系の仕事で1日自宅で仕事をする、後者は営業系でワークスペースを一時借りたり、カフェなどで移動しながら仕事をします。
【フレックス・スーパーフレックス】
フレックスタイムは決められたコアタイム以外は出勤・退勤時間を従業員が決めるという制度です。決められた労働時間は変わりませんが、その日または日をまたがって出勤・退勤時間を調整します。またスーパーフレックス制度という発展形もあります。コアタイムを設けず、決められた労働時間を守れれば、いつ出勤してもいいという制度です。
【ワーケーション】
「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた言葉で、休暇を取りながら仕事をするスタイルです。例えばリゾート地で仕事をするイメージですね。
【複業(パラレルワーク)】
一つの会社に専属しないという考えから、複業という言葉が多く使われるようになりました。色々な会社に属したり、フリーランス的な働き方をしながら複数の仕事を持つ働き方です。
以上、「日常から始める自分らしい働き方」でした。
働き方が少しでもいい方向に変わり、ストレスの少ない毎日が送れるといいですね。