グローバル人材を目指す英語と思考のブログ

“ふつうの人”とグローバルをつなぐ英語と思考

「なりたい」で実現するグローバル人材-ロコグローバル人材実現

ビジネスパーソンとして自分を成長させ、自ら未来を切り開いて行きたいと誰もが思っていると思います。特に今の日本のような衰退に向かう時代では「自分は大丈夫だろうか?」と危機感や焦燥感を感じている方も多いでしょう。

そんな時代に頼りにできるのは「人材力」です。大前研一さんも「日本は資源もないので人材が唯一の資源。それで世界と戦っていくしかない!」と仰っています。

 

今回は当ブログのテーマでもある「グローバルパーソン人材」になるため、「やらなければいけない義務感」を「やってみたい欲求」に転換し、目標を実現するための持論について紹介します。

このブログでは私の造語である「ロコグローバルパーソン」という コンセプトに重きを置いています。定義は「ローカル(日本)にいながらも世界に通用する人材」ですが、あくまで普通の人のビジネスパーソンのためのコンセプトです。ちょっと大げさですが、国の底力とは普通の人たちの多様な人材力だと信じています(そう信じなければ自分の存在意義が・・・)。

 

ただ、「グローバル人材」と聞くと、「英語が話せなければならい」とか「海外とのビジネス経験がないと」など、何から始めていいかわからないという悩みも多いと思います。しかし、今回紹介する手順を踏むことで、ロコグローバルパーソン人材への道を開くことができます。

では、「やらなければいけない」から「やってみたい」マインドに変え、ロコグローバル人材を実現する方法をみていきましょう!

 

実現欲求とは -ビジネス人材としての実現欲求

何かを実現したいという欲求は誰にでも自然にあります。それを分かりやすく説明しているのがマズローの「自己実現理論」です。マズローの自己実現理論の概要ついては、このブログの記事「不満で毎日を終えないために-成長につながる二つの理論」で説明していますが、人間の欲求は段階的であり、生理的欲求から始まり、最終的に自己実現欲求に至るという理論です。生理的欲求 →安全の欲求→社会的欲求 →承認欲求→自己実現欲求の5段階の順序で、「欲求5段階説」とも呼ばれています。

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ただ、自己実現となるとかなり難易度は高いので、このブログのお題の「ロコグローバルパーソン人材になる」を最終的な実現欲求に位置づけてみましょう。そうすると、「この欲求を実現するにはどのようなステップを踏めばいいのか?」という疑問が浮かんできます。

 

「しなければいけないことを」を「やってみたい」に変換する

今回のポイントは「欲求」という人間の前向きな願望で、「ロコグローバルパーソン人材」になるためのステップを作ることです。つまり「しなければいけないこと」を「やってみたい」という自然な願望に変えていきます。

ただ、いくら「だれでもグローバル人材になれる!」といっても、それなりの努力は必要です。多くの場合、「英語も勉強しなきゃ・・」、「MBAに通わないと・・」、「小難しい本をもっと読まないと・・」、などなど「義務」が頭に多く浮かびます。

しかしこれを「欲求」に置き換えれば、「習得したビジネスツールを使ってみたい」、「英語でコミュニケーションしてみたい」というような自然発生的な欲求に昇華させることができます。

ということで、ロコグローバル人材になるための5段階の欲求のステップを作ってみました。具体的に見ていきましょう。

 

 ロコローバルパーソン人材の自己実現理論

下位の欲求から順番に1. 健康欲求 → 2. 知識欲求→ 3. スキル欲求 → 4. 実行欲求 → 5. ロコグローバル人材欲求としました。それぞれの段階で具体的かつ重要なアクションをあげてみました。図にすると下記の通りです。

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1.健康欲求

精神と健康の安定欲求です。マインドフルネス、アンガーマネジメント、体調管理ですね。

ビジネスに限りませんが、毎日マインドフルネスに心安らかに過ごしたいのは皆同じですね。この基礎がしっかりしていないと、次のステップで学ぶリベラルアーツやフレームワークもうまく機能しません。

例えば傾聴をするには、相手の言うことに注意を傾けるマインドフルネスが大事です。これはマインドフル瞑想で養うことができます。私も1年ほど毎日瞑想してみることで、随分人の話に耳を傾けることができるようになりました。

また、価値観が違うことにすぐ腹を立てることなく、多様な価値観を理解し、 コミュニケーションをとる姿勢にはアンガーマネジメントが有効です。

マインドフル瞑想で集中力を鍛えたり、アンガーマネジメントで些細な怒りをやり過ごす方法を身に付けると、「自分は今何をするべきなのか」、「これは本当必要なことなのか」と本質に意識を向けることができます。

身体の健康については、四十代ぐらいのまではそれほど気にする必要はないですが、 五十代以降はガタが目立ってきます。五十代以上の方はコツコツ身体のメンテナンスをしてあげるしかないですね。腸内環境がマインドをコントロールしているという説もあるくらいなので、体調管理は大事です。

2.知識欲求

リベラルアーツなどの知識に対する欲求です。いわゆる一般常識も必要ですが、哲学思考、問題解決志向、コミュニケーション法(修辞学)などが大切です。ロコグローバルパーソンにとってリベラルアーツが何を意味するかは、このブログの記事「学問と実践をつなぐリベラルアーツ」で紹介してますので、読んでいただけると嬉しいです。

政治、経済、ファイナンス、科学など、世界や日本の一般的な状況を知らないと、ビジネス環境分析や自分のキャリアアップなどもままならないと思います。ただあまりにも広い分野なので、自分にとってなにが優先的なのか見極める必要があります。

さらに本質を見極める哲学的思考、相手とのコミュニケーション能力、社会行動学などを学ぶことで、問題解決の糸口が見つかりやすくなります。

あとは英語力です。当ブログでロコグローバルパーソンにとって英語は大切と主張していますが、 最悪喋れなくても自動翻訳などもありますので、IT系など別なスキルに集中することでロコグローバルパーソンになる道はあると思います。

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3.スキル欲求 

自分の知識や経験をスキルとして体系化したいという欲求です。

一般的なビジネスパーソンにとって重要なのは何と言っても問題解決と人材育成でしょう。それらを遂行するためのスキルや方法を学ぶことになります。たとえ問題解決思考、仮説思考法を理解していても、解決の糸口はなかなか見つかりません。そこで先人たちの考えた有効な解決方法、つまりフレームワークを使うことで、ロジカルにかつ効率的に問題が解決できます。また、使えば使うほどスキルが上がっていきます。ロジックツリー、 QC 七つ道具、MECEなどの基本的な使い方をおさえておきたいですね。

4.実行欲求

お気に入りや新しいグッズを買うとそれを使ってみたくなりますね。論理的思考やフレームワークなどのスキル・ツールも同じです。自分や会社の役に立つスキルは使いたくなります。

社内での問題解決などは往々にして自分の経験や立場に基づいて解決策を議論するので、発想が限定的になります。コンサルタントが使う問題解決フレームワークを使ってみると、 斬新な解決策が見つかるかもしれません。コンサルになったつもりで、まず身の回りの課題解決にフレームワークをあてはめてみましょう。

そうすることで、学んできたことを頭の中だけにしまっておくのではなく、それを使って実行したいという欲求がどんどん出てきます。

5.ロコグローバルパーソン人材欲求

ついに最終の欲求がでてきました。いままでの4つの欲求を満たすことができました(と仮定します)。

当然そうなると自信もつきますので、自分のスキルを様々な場面で応用したり、次のチャレンジをしようと考えます。

この欲求を維持しながら、時代に合わせて思考やスキルをUpdateしていくことで、自然な欲求になり、ある日、日本にいながらグローバルという市場で仕事をしている自分に気づくと思います。

 

まとめ-「なりたい」で実現する「ロコグローバル人材」

ポイントとしてはロコグローバル人材になりたい という目標を、「欲求」という前向きな力として捉えることです。

自然に発生する「欲求」があれば、必要な思考やスキルを習得するのもそれほど苦にはならないはずです。楽しさや充実感すら感じることができると思います。

 

ちなみに海外と仕事をしないで、日本国内の市場で働く場合も「世界で起きているビジネスの変革」をある程度とらえることは役に立ちます。日本も世界のビジネス環境の一部ですので、多くの人に有益なアプローチと思います。

一つ気を付ける点はこのアプローチも順風漫歩ではななく、自分の思考やスキルが通用しない場面も多くあることを理解しておく必要があります。しかし、今まで養ってきたスキルが落ち込んだ気持ちの回復を助けてくれるでしょう。最近はResilience(回復力)という言葉がよく聞かれるようになりましたが、これもロコグローバルパーソンに必要な力ですね。

 

「ロコグローバルパーソン実現理論」を実践することで、自発的に発生する欲求に従い、ロコグローバルパーソンとしての自己実現を進めながら、スキルアップと回復力を同時に手に入れることができます。最終的にふつうの日本人がReasonable(納得できる、合理的な)な条件や環境で働き、世界に認められる人材になれることを信じ、私もロコグローバルパーソン実現にむけて楽しんで成長したいと思います。

 

ではみなさん、Goold luck! And wish me luch!