ロコグローバルパーソン

“ふつうの人”とグローバルをつなぐ英語と思考

ロコグローバルパーソン再考-普通の人達がグローバルで活躍する時代

2022年も張り切って「グローバルで通用する人材」をテーマに配信していきたいと思います。これからもよろしお願いします!

2022年からはお堅いブログ名は卒業して、「ロコグローバルパーソン」に変更します。今年最初の記事は、このブログ名を変更を記念?し「ロコグローバルパーソン」、つまり「ローカル(日本)にいながら、グローバルで活躍できる人材」について再考したいと思います。2年間に渡りこのテーマで書いてきましたが、「自分はどんなメッセージを発信したいのか?」、「自分が目指すロコグローバル人材とはなにか?」について改めて考えてみました。

自分はどんなメッセージを発信したいのか?

シンプルに言えば、「海外の人と一緒に仕事をできるような人材を目指そう、そして日本をより良くしよう!」です。

「日本をより良く」という主張は「身分不相応」と思われるかもしれません。仮に私が部下に「日本をよくする気持ちでやろう!」と言っても響かないばかりか、「**さん、ちょっとおかしくなった?」と思われかねません。それほどこの言葉は日常という現実から遠いところにあります。私も部下に「グローバルで通用する人材を目指そう」と常に言っていますが、「日本をよくしよう」とはさすがに言えません。

ただ、「日本をよくしようという姿勢に異存はありますか?」と尋ねれば、だれもが「異存ありませんけど・・・」と回答すると思います。それはやはり私たちが将来ハッピーに暮らせるとはなかなか思えないと肌感覚で感じているからですね。

全体的に閉塞的な空気感が漂う日本で、自分自身、家族、その他身近な人々がどう生き延びていくかは誰もが心配し、何とかしたいと思っています。「日本をよくする」と言っても、一個人でできることは限られています。そこで登場するのが「ロコグローバルパーソン」という普通のビジネスパーソンが目指す人材です。

VUCAの時代とよく言われますが、先が読めない時代というより、変わることを求められている時代であると感じます。変わることの一つに「グローバルで通用する人材になる」というチャレンジがあると思います。

自分が目指すロコグローバル人材とはなにか?

では私を含めて(一緒にしてすみませんが)、普通のビジネスパーソンが目指すロコグローバル人材の要件はなんでしょうか?現時点で思いつく要件をできるだけシンプルにまとめてみました。

  • 日本の大多数を占める普通のビジネスパーソンである:
    エリートやベンチャー育成も大事ですが、実際に最前線で働く大多数を占める中間層の人材が中心です。
  • 他人や環境のせいにしない:
    人事を尽くす姿勢が大事です。会社、上司・同僚・部下、他の国のカルチャーなど他責にはしません(たまの愚痴はOKですね)。
  • ポジティブマインドセットを持つ:
    “Welcome all experieince” という姿勢で、コントロールできないことも受け入れ、絶えず何かに気づき、学ぶ姿勢を持っています。
  • 世界共通のコミュニケーションツール(英語、フレームワーク)を持つ:
    英語は流暢でなくとも目的に合わせ、翻訳ソフト等を使ったサバイバル英語を駆使します。問題解決の思考・手段も持っています。
  • ハイコンテクスト、ローコンテクスト両方のコミュニケーションができる:
    価値観や背景が異なる人にロジカルに説明できるローコンテクストコミュニケーション、価値観や背景が似ている人に説明するハイコンテクストコミュニケーションの両方をシーンによって使いこなします。
  • フットワークが軽い:
    時代のスピード、朝礼暮改な方針・指示に柔軟にかつスピーディーに対応し、まず実行し、そこから考察する姿勢を持ちます。
  • したたかである:
    グローバルで生き抜くためのしたたかさを持ち、時には嘘も方便でサバイバルできます。

まとめ-普通の人が人的資源になる

ブログのテーマである「海外の人と一緒に仕事をできるような人材を目指そう、そして日本をより良くしよう!」は普通の一個人が掲げるテーマとしてはちょっと気恥ずかしいですが、私個人、身近な人々、このブログを読んで頂いている方々にもなにかしら役に立っていると信じ書いています。

ロコグローバルパーソンの要件はそれほど特別なことではありません。だだ、日本のようにまだまだ大きい内需があり、大成功した産業に守られた国は危機感が育ちにくいと感じます。その結果、時代に必要な要件を獲得する方向性がずれてしまいがちです。

また、日本人が劣っている、グローバル企業こそが正しい姿であるとは私も思っていません。ただ、「郷に入っては郷に従え」という言葉もあるように、グローバルという郷にはいったら、そのルールに従うほうが賢明です。怖いのは知らない間にグローバル郷に入っているが、気づかずに自分のルールでプレーしていることですね。

「日本にある資源は人的資源だけ」と言われますが、「勤勉で規律を重んじる」国民性であることは間違いありません。そんな特性を持つ大部分のビジネスパーソンがロコグローバル人材を目指せば、「日本をよくする」ことは十分にできると思います。

ちなみに”loco”はスラングで「狂った」という意味があります。最初ににロコグローバルという言葉が浮かんだ時に「どうしようかな?」と思いました。最終的には「まあ、このような酔狂なメッセージを配信するなら、ある意味狂信的になるしかないかな」とこの言葉を採用することにしました。今回はブログ名もロコグローバルパーソンになりましたので、「虚仮(こけ)の一念」でメッセージを配信していきたいと思います。