ロコグローバルパーソン

“ふつうの人”とグローバルをつなぐ英語と思考

2022-01-30 雑記ブログ「オジラルアーツ」始めました。

おじらるアーツ

ロコグローバルパーソン再考4-「自分に何が必要か」を分析する

今回の記事ではロコグローバルパーソンを目指す上で、自分の強みを活かし、弱みを克服(または低減)していくために、自己分析とアクションプランの策定をしてみました。こんなブログを書いているせいか、自分自身を少々過大評価している気もしてきましたが、巷では「根拠のない自信」も必要といわれていますので、ひとまず・・・。

分析のプロセスは、前回の記事で紹介したPEST分析とSWOT分析です。分析と言っても誰でもできる分析ですので、ある意味「こんな程度でいいのかな」と共感してもらえるとは思います。

 

全体の分析の流れ-アクションまで導き出す

課題や問題の解決はとにかく現状分析からですね。PEST分析やSWOT分析は、あくまで問題解決の入口である環境分析の手法です。環境に対する解決策、つまりアクションを導き出すためには、この二つの分析をやって終わりというわけにはいきません。分析した結果をもとにSWOTクロス分析、優先度の見極め、 アクションプランの設定まで行う必要があります。PEST分析、SWOT分析の概要は、当ブログの記事「ロコグローバル人材再考3-求められる人材と提供できるスキル」を参照ください。

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PEST分析-外部環境分析

外部環境では切り口を「グローバル人材マーケットと働き方」としました。
次にPolitics、Economy、Society、Threatの要因をブレストして書き出しました。要因をどこに入れようかな?と迷う場合もあったので、とりあえず 適当なカテゴリにいれて後で仕分けました。ブレストの鉄則は拡散から収束というアプローチなので、「風が吹けば桶屋が儲かる」的な間接的と思われる要因も書きだしました。

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SWOT分析-自己分析

この場合も切り口は「グローバル人材マーケットと働き方」です。外部要因のOpportunity(機会)とThreat(脅威)は捉え方によってどちらにもなります。まず環境の要因を仕分けせずリストして、後で内部要因と照らし合わせながら仕分ける方がやりやすかったです。 また、汎用的スキルや経験があまりない場合、行動特性を加えておくと強みを埋めることができます。強味は「自分がこうありたい」という面も含めてちょっと盛って書きました。

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PEST分析とSWOT分析のすり合わせ

2つの分析結果をすり合わせて、SOWT分析とPEST分析の外部要因が合致していることが確認できした。同時に自分がどのようなスキルや経験、行動特性を持っているか分かりました。
私の場合、ざっくり言えば「グローバルなコミュニケーションスキルや多様性マネジメント経験は強みだが、汎用的専門性があまりなく、ITリテラシーは低め、理系的センスがない」となりますね。うーん、誰か雇ってくれそうですかね・・・。

 

SWOTクロス分析とアクションプラン

次に今回のポイントであるSWOTクロス分析で自分の強み弱みを外部環境に合わせてどう適応していくかを考えてみました。SWOTクロス分析は下記のような強み、弱み、機会、脅威の4つの要因の組み合わせでアクションプランを創り出す分析です。これがグローバルで求められる要件と自分自身の能力ギャップを埋めるアクションプランとなります。

強み*機会:強味を活かし、機会を最大化する⇒ 英語能力を強化。ただし流暢さを目指すのではなく、グローバル文化を背景としたローコンテクストコミュニケーションを強化。多様性・多様な価値観を理解する視点でのマインドを持つ(傾聴する、反応的批判を避ける)
強み* 脅威:強味を活かし、脅威を克服する⇒ 抽象化・概念化を意識し、本質を考える。簡単な計算でできる統計・分析ツールを理解し、実務に使用し、身に付ける。
弱み*機会:弱みを克服し、機会を得る⇒ ファイナンスの知識を高め、ファイナンス指標でグローバルと数字でコミュニケーションができるようにする。
弱み*脅威:弱みを克服し、脅威に備える⇒ 最低限の理系的アプローチやITリテラシーを高める。致命的な記憶力のなさは・・・仲間の頭の記憶力を借りる。

 

アクションプランの優先付け

SWOTクロス分析で、自分がどのようなアクションをとるべきか具体的に分かってきました。 最後に限られた時間やリソースを考慮し、優先度を設定し、具体的なアクションを設定してみました。これが私の「ロコグローバル人材戦略」となります。
私の場合はどれも大事な気がして目移り?しますが、全てやる時間も体力もないので優先度の決定は大事です。
優先的アクションとして、「グローバルとのコミュニケーションで汎用的に使えるファイナンスの基礎、DX時代に必要なプログラミング思考を理解するためのITリテラシーを鍛える」ことにしました。なぜなら、このアクションで私の強みの強化にリバレッジを効かせることができるからです。つまりちょっとファイナンスの基礎を学べばグローバルコミュニケーションのレベルが数段あがるという目論見です。

 

まとめ-外部環境に合わせ自分を差別化する

今回はPEST分析とSWOT分析を使って外部環境が求める人材要件と自分の強み・弱みを具体的に分析してみました。さらにSWOTクロス分析で強みを活かす、弱みを克服するアクションを作り、最後にアクションの優先度を設定しました。

SWOT分析による自己分析は過去に何度かやっていますが、1年前と比べるとファイナンスの重要性があがっています。「ファイナンスもグロバール共通言語」という意識が高まってきたからです。外部環境の変化により求められる要件も変わりますし、自分も成長している(と信じたい)ので定期的に環境分析や自己分析をすることは大切ですね。

「ロコグローバルパーソン再考-普通の人達がグローバルで活躍する時代」で他人や環境のせいにしない、ポジティブマインドセットを持つ、世界共通のコミュニケーションツールを持つなど、ベーシックなロコグローバルパーソンの要件について力説しましたが、このベース要件に自分自身の人材戦略を加えることが自分自身のキャリアプランを差別化(カスタマイズ)していくことが人材開発で重要だと感じました。