ロコグローバルパーソン

“ふつうの人”とグローバルをつなぐ英語と思考

2022-01-30 雑記ブログ「オジラルアーツ」始めました。

おじらるアーツ

ロコグロ再考5-これからロコグロパーソン

ロコグローバルパーソン再考4では私自身の例を出して分析し、アクションプランを作りました。が、「日本人がグローバルで活躍する人材になる」という目線で、より多くの人々に共通するアクションプランプランを作っておく必要があったことに気づきました。前回は自分のことばかり気持良く書いて、個人的なアクションプランで終わってしまいました。

ということで反省も踏まえ、ロコグロ再考5(短くしました)ではもっと多くのビジネスパーソンに向けてアクションプランを作っていきたいと思います。このアクションプランが「これからロコグローバルパーソン」を目指す方の参考になればうれしいです。

これからのロコグロ人材-ペルソナとシナリオ

分析をより具体的にするために、対象となる人々の人物像(ペルソナ、Persona)を設定しました。私自身に近めで、考えられる限りステレオタイプな人物像を設定してみました。

「30〜40代までのビジネスパーソン、実務経験十分あり、文系、マジメで転職経験はあまりなし」というあたりでしょうか。自分の30代よりはレベルが高い設定ですが、周りを見ると実際に「しっかり仕事しているなー」と感じますね。

その方々のキャリアに対する思いは次のような設定です。「グローバルな人材スキルを身に付けたいと思っているが、英語があまり得意でない、海外の人と仕事をしたことがない、自分の仕事がグローバルや他の会社では通用する気がしない・・・」など。

ついでにシナリオも設定して臨場感を上げておきましょう。今回は「自分の勤める会社が外資系に買収されてしまい、半年をめどに海外より管理チームが派遣されてくる」という設定にしました。「明日は我が身」的な、今後はよくある話だと思います。

これからのロコグロ人材-SWOT分析

いくら一般的な人々といっても、強味や弱みは人それぞれ違うので、パラメーターが多いと分析が難しいので、ステレオタイプな分析をしてみました。

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例えば外資に買収された場合、どのレベルでもやはり英語はポイントですね。英語のレベルに応じて強みや機会、弱みや脅威になります。ポジションによっては命取りに・・・。さらに英語の能力だけでなく、グローバル・コミュニケーション(ロジカルに説明し、議論する)も必須になってきます。

日本人としての強みも確かに存在します。コツコツと精度の高い仕事をする人が多く、細かい改善も得意ですね。弱みは自社の業務にスキルが特化する傾向があるので、汎用的ビジネススキルの習得機会が不足していると思われます。また、ビジネスカルチャー的に本質的思考や概念化等の「考える習慣」が重視されないですね。私の部下から見ると私は「考えている」ようには見えないと思いますが、 私の地顔のせいでしょう。

これからのロコグロ人材-SWOTクロス分析

次にSWOTクロス分析をしてみましょう。

第4弾でやったように強み、弱み、機会、脅威の4つの要因の組み合わせでアクションプランを作っていきます

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アクションプランの優先付け-やはり英語から・・

時間は限られています。30代~40代は仕事もプライベートも忙しいでしょうね。上の表のアクションをそのままをやってもいいのですが、ケースバイケースでブレンドするのも一案ですね。その中でも重要なアクションを「これからのロコグロさん目線で」優先順位別にリストしてみました。

  1. まずは英語ですね。英語はレベルに応じてですが、まず自分のキャリア、業務、会社に関係する英語から学んで、社内外でアウトプットしていきましょう。
  2. コミュニケーションは特にロジカル、抽象化、概念化を意識するといいと思います。ただし日本人だけのコミュニケーションの場合は、日本的な起承転結が向いている場合もあるので、状況によってスイッチできるのがベストですね。
  3. 参画力、実行力はワークショップや業務改善の提案、参画の習慣化をして強化します。自ずと意識や行動も変わってきます。10提案して1つ採用されればいいと思いましょう。
  4. いまの自分の業務に直結するビジネスフレームワークやオペレーション知識を選びましょう。 問題解決をロジカルに行うSWOT分析、なぜなぜ分析、ロジックツリーをベースに、実際の数値分析スキルのパレート分析、相関分析あたりがおすすめです。オペレーション知識はいつでもどこでも役に立つプロダクトポートフォリオマネジメント、財務基礎(PLなど)、サプライチェーン概要でしょうね。

まとめ-行動特性+スキルが「本当のスキル」になる

私の過去、部下、他の部署のミドル層を参考に人物像に設定して分析し、アクションプランを作成してみました。役に立ちそうなアクションはあったでしょうか。

今回提案したアクションは文系的な偏りはありますが、汎用的なのでもちろん若いビジネスパーソンやシニア層の人にも役に立つと思います。

地味なアクションなので、霧が晴れるように成長するわけではないですが、仕事やキャリアプランの拠り所にはなると思います。

いわゆる我々のような「普通の人」は日本の人材育成システムの下では「私はこれができる!」という専門性はなかなか育ちませんね。今回の作業を通してロゴグローバルパーソンに求められる要件は「行動特性+学ぶスキル」であると改めて思いました。つまり強み弱みにもなる行動特性を、スキルによって強化したり補完したりしながら、自分なりに工夫してどこにでも通用するスキルを作っていくことになると思います。「ほほー、買収される?、くるならこい!さあこい!いまこい!」ですね。

 

他にも「これからのロコグロ人材にこれが必要!」と思われる要件があれば、ぜひ助言いただけるとありがたいです。