ロコグローバルパーソン

“ふつうの人”とグローバルをつなぐ英語と思考

2022-01-30 雑記ブログ「オジラルアーツ」始めました。

おじらるアーツ

企業の「パーパス」についてー企業の存在意義

最近は「パーパス」という言葉をよく聞くようになりました。
パーパスは「目的、目標、意図」という意味ですが、ビジネスでパーパスは「企業の存在意義」を表します。ビジョン・ミッション・バリューがあり、次はパーパスという言葉が登場し、企業の発信するメッセージのカテゴリがよくわからなくなってきてますね。

ビジョン・ミッション・バリューについてはこのブログで解説してきたので、今回はこのパーパスについて簡単に整理してみようと思います。このような「企業が何を発信しようとしているか?」というキーワードについて整理しておくことは、仕事や転職活動にも役立つと思います

パーパスとは

パーパスは10年以上前からあったアメリカ発の概念です。パーパスはビジネスで使われる場合、「企業の存在意義」を意味します。ビジョン・ミッションとの最大の違いは「企業が存在する社会的意義」に焦点を当てている点です。ビジョン・ミッションが「企業がどんな使命を持ち、どの様な姿を目指すか」の”What”に対する回答であることに対し、パーパスは「どの様に貢献するか」という”Why”に対する答えと言われています。

企業にパーパスが必要な理由

パーパスが必要となってきた背景には、企業の社会貢献度、社会との繋がりが重要になってきたという認識があります。また、SDGsの意識の高まりとともに、従業員が仕事に対して社会とのつながりを重視するようになった背景もあります。

ただ、「本当に社会に貢献しているのか?」と突き詰めて考えると難しいですね。ある意味ビジョン・ミッションと同じで、企業活動に意味性を持たせる為の概念と考えると妥当でしょう。子供がYoutube中毒になりつつある現実はひとまず置いておいて、存在意義を言語化し、意味性を持たせることは企業にとって大事なことだと思います。

パーパスの例

しかしパーパスというのは捉えどころのないものです。例えばサイバーエージェントの例ではパーパス・ビジョン・ミッションは次のようになります。
パーパス:新しい力とインターネットで日本の閉塞感を打破する
ビジョン:21世紀を代表する会社を創る
ミッション:「インターネットという成長産業からは軸足はぶらさない」、「まよったら素直に言う」、「クリエイティブで勝負する」などなど

これらのメッセージはどれがパーパスなのか、ビジョンなのかの区分がよくわかりません。選択式問題にしたら多くの人が間違えると思います。ただ、言いたいことはよくわかります。「企業活動を通して社会や社員に貢献する会社になりたい」と伝わってきます。パーパスはビジョン・ミッションとイコール、または絡み合っているという考え方でいいような気もします。

ロコグローバルパーソンのパーパス

ついでにロコグローバルパーソンの個人的パーパスについて考えてみました。あえて言えば「グローバルで通用するスキルを獲得することで、グローバルで活躍できる人材になり、日本を良くする」になります。これは、ビジョン・ミッション・パーパスを含んでいます。ここで「どれがビジョンでミッションでパーパスですか?」とあえて分けるのもあまり意味がないことが分かりますね。

まとめ-「分かりやすく伝えること」が大事

パーパスという考え方は、「会社の存在意義」を表します。「何のためにこの会社が存在するか?」という"Why"に対する回答です。

背景は企業活動が社会への貢献を重視するようになってきたこと、従業員も自分の仕事と社会のつながりを意識するようになってきたことがあります。

ただし、ビジョン・ミッション・パーパスの定義は企業によってあいまいで、絡み合っています。ただ、言いたいことは同じで「どのような活動を通してどのような企業になり、どのように社会へ貢献するか」です。これを分かりやすく表現できれば、どれがビジョンなのか、ミッションなのか、パーパスなのかは本質的に気にする必要はないと思います。いずれにしろ分かりやすく伝えることが大事ですね。

パーパスが今後定着するかはわかりませんが、いつかビジョン・ミッション・パーパスを統合したもっと分かりやすい概念(メッセージでいいのでは?)が創られるかもしれません。ただ、これらの概念が企業活動の「伝えたいこと」を表しているので、自分がいま勤める企業や転職したい企業のパーパスを確認しておくと、企業の求める姿が上手く理解できると思います。

自分の人生にとっても「パーパスとは?」という新しい視点で考えると、なにか違う気づきもあるかもしれません。ただ、どちらにしてもあまり突き詰めて「社会的存在意義とは?」と考えすぎないことも大事ですね。

 

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