ロコグローバルパーソン

“ふつうの人”とグローバルをつなぐ英語と思考

2022-01-30 雑記ブログ「オジラルアーツ」始めました。

おじらるアーツ

EBITダァー! - 普通の人ための財務指標

タイトルの「EBITダァー! 」からアントニオ猪木さんを連想した方もいると思います。猪木さんは難病を患っていますが、回復傾向にあるようです。よかったです。私も「元気があれば何でもできる」でロコグローバルパーソンを目指したいと思います。最初から話が脱線していますが、今回はEBITDAついてです。EBITDAは(イービットディーエー、イービットダーなどと呼ばれている、ファイナンスの財務分析の指標の一つです。

私のグローバルに通じる人材を目指すためのアクションプランの一つに、ファイナンスの基礎を理解するがあります。本ブログの記事「自分に何が必要かを分析する」ではアクションプランを下記のように位置づけています。

弱み*機会:弱みを克服し、機会を得る⇒ ファイナンスの知識を高め、ファイナンス指標でグローバルと数字でコミュニケーションができるようにする 。


ファイナンスの知識を高めることは、グローバルと経営の指標について共通の見方を持つことになります。よってグローバル人材を目指す方はもちろん、全てのビジネスパーソンに必要なアクションだと思います。

ファイナンスはまったく専門外ですが、あくまで普通のビジネスパーソンが理解しておくべきレベルのざっくりEBITDAの意味について留めてみました。

EBITDAとは

財務分析の指標の一つです。読み方は「イービットディーエー」、「イービットダー」など。Earnings、 Before、 Interest、 Taxes、 Depreciation、 Amortizationのそれぞれの頭文字をとったものです。それぞれはEarinigs「利益」、Interest「金利」、Tax「税金」、Depreciation「有形固定資産の減価償却費」、Amoritization「無形固定資産の減価償却費」です。よって意味は「利払い・税引き・減価償却(有形・無形)前の利益」となります。ざっくりと「 投資による減価償却を除いた営業利益」と考えればいいでしょう。

EBITDAがなぜ使われる理由

グローバル企業ではEBITDAが使われることが多くなっているようです。私の勤務する会社でもEBITDAが重要な業績指標として使われています。この指標が使われる理由については2つ押さえておけばよいでしょう。

1.金利、税金、減価償却のルールが国によって異なるので、グローバルレベルでの事業評価が可能になることです。
2.次に設備投資や買収によって生じる減価償却が利益から引かれることで、利益が減ることを回避するためです。「積極的な投資であればそれをプラスとして捉えるべき」という考え方です。いわゆる買収時の「のれん代(買収金額」にしてもプラスとして捉えらえ、長期的な企業価値を評価するという目的です。

このような背景で、企業価値を判断するバリュエーション(Valutation)においてもこの指標がよく使われることになります。そうです、 私の勤務する会社も買収で大きくなった企業なのです。

ただし、注意すべき点もあります。積極的投資がうまくいかなくても、このEBITDAを使うことで財務状況がよく見えるという落とし穴もあります。 販売費及び一般管理費として計上すべき費用を 設備費用として計上するという不正も過去に発生しています。

日常ビジネスシーンレベルでの使いみち

普通のビジネスパーソンには特に使い道がありません(笑)。ただ自分の勤務する会社や転職したい先の企業で財務指標として使われてる場合があります。「設備投資や買収ばかりして大丈夫かな?」と思う時など、その基本的意味を押さえておくことはそれなりに役に立つと思います。

まとめーファイナンスの入り口として

EBITDAの意味はざっくりといえば「投資による減価償却を除いた営業利益」です。EBITDAが使われる目的は、グローバルレベルで使える財務指標のため比較がしやすいこと、また設備投資や買収などの投資をプラス面と捉え利益が減ることを回避することです。これにより長期的事業価値を評価することができます。ただ投資の回収がうまくいかない場合、この指標で正確な事業評価をすることができません。

ファイナンスというと普通のビジネスパーソンにはとっつきにくいものがあり、数字をいじくりまわして出てくる指標から本当に儲かってるのかも分からない時があります。 現場レベルであちこちで火の手が上がっているような場合、「今期はEBITDAがXXポイント向上した」と言われてもピンと来ませんね。このような場合、クリティカルシンキングの切り口として使うために、企業で使われている財務指標についてざっくり押さえておくことは必要だと思います。